S&P500
10年債利回り
WTI原油
昨晩木曜日のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って大幅続落。
朝方こそ消費者物価指数上昇率が市場予想を下回ったことでインフレ懸念が後退しプラスに浮上する局面もあったが、その後は買いが続かず下落に転じた。
なお、特にこの日はナスダックに比べてダウの下落が顕著だったのが特徴的
EIAの週間原油在庫統計が原油、中間留分、ガソリンなど全般上昇しており
しかもこの期間に輸入、精製は減っていたため需要鈍化が強く意識される展開
これを受けてエクソンXOM、シェブロンCVXなどエネルギー関連が総崩れ
その他も総じて下落基調だったが、FAANGは高安まちまちで昨日までのような下げを主導する動きではなかった。
この日は公益株や不動産株も売られており、下げ遅れた銘柄への売りも出る展開
この日あげた銘柄は少ないが、個別にみると決算と今後の見通しを維持したデルタ航空DALは3.56%高と買われる展開。
ほかに、先んじて不祥事で売られてきたフェイスブックFB、
これまた半導体不況を先取りしてきたマイクロンMUなどもしっかり。
金価格上昇でフリーポートマクモランFCX、ニューモントマイニングNEMも買われた。
さて、この日はもう一つ特徴的なことがありました。
ADR預託証券に上場している中国株などが強いのです。
これについては別記事に纏めようと思います。
追記、こちらになります。
2018年10月11日の相場 米国市場が下落する一方で、米国株以外に資金を動かす動きも?
とりあえず、米国株は以上です。