2018年10月10日 米国市況概況

 

 

 

昨晩水曜日のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000すべてが大崩れ

とりあえず、大型のIT銘柄が大きく下げており、FAANG主導で投げられる展開

 

10年債利回りも下落

金融株への買いも手控えられる展開

 

 

 

WTI原油も下落

エネルギー株も買えない展開

 

 

この状況で、金利低下、物価上昇率低下で潤う公益や通信、食品、タバコなど高配当株は昼頃まで買われる展開だったが、さすがにその動きも息切れ。

終盤にかけてすべてが投げられる展開となった。

 

とりあえず、個別の銘柄について語る必要のない相場。

木をみず山を売れ、という動き。

 

2日前の以下の記事で懸念したとおり、ダブルトップ後のネックライン切りが起きている。

これはAI全盛期の相場においては無条件でウリ、という判断に繋がりやすい。

ある意味、AI時代になって非常にテクニカルな相場になりやすくなったように思う。

ツインピークスからのネックライン切られる・・・の巻

 

とりあえず、前回2月の下落時よりもまだ下げが浅い。

もう一段の下落は十分にありうるのではないか。

もしFAANGの下落、とくにアマゾンAMZNの下落が本格化するようなら、前回2月の下値を割ってくる可能性があることには注意が必要。

これについてはのちほど書こうと思ってます。