2018年11月16日 米国株式市況概況

 

 

S&P500

 

米10年債利回り

 

WTI原油

 

前営業日は→2018年11月15日 米国株式市況概況


 

昨晩のNY市場はダウ、S&P500、ラッセル2000が上昇、ナスダックが下落。

ナスダックの下落は前日引け後に発表されたエヌビディアNVDAの決算が大きく影響しており、個別要因に押されるかたち。

 

全体的に見ればこの日の相場は堅調だった。

ザラ場中にトランプ大統領が「中国側から貿易戦争終結に向けた提案を受け取った。追加関税は見送りかもしれない」との認識を示したことを市場は好感。

また、ここもとFRBからシグナルがいくつか出ていることも株式市場のセンチメントを改善させている。

先日は「金融政策の枠組み再考」と伝わり、この日はクラリダ副議長から来年の利上げペースに慎重な姿勢がしめされたことで金利が低下。

これを受けてDRホートンDHIなどの住宅株が軒並み3%超の上昇。

 

ハイテク関連では前日にエヌビディアと同様にネガティブな決算を発表したアプライドマテリアルズAMATが、時間外取引で10%近く下落していたものの、引けてみれば1%程度のプラス引け。

エヌビディアNVDAの下げは20%弱と大きかったものの、他の銘柄には全く波及せず終始強い動きだった。

 

合算出来高は81.8億株

とりあえず、しばらくはボックス圏で推移しそうな展開になりつつある。