2018年11月20日 米国株式市況概況

 

 

WTI原油

 

10年債利回り

 

 

WTI原油

 

前営業日は→2018年11月19日 米国株式市況概況


 

昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000の4指数揃って大幅下落。

ターゲットTGT、ロウズLOW、コールズKSSなどの小売関連企業の決算がすべてネガティブ視され小売株が総崩れ。

原油価格も下げ止まらずエネルギー株も総崩れ。

アップルAAPLも下値を切り下げて他の情報技術関連銘柄に波及。

S&P500のチャートの節目を前に、下を試してみようという展開の一日であった。

なお、ナスダックはすでにチャートの節目を割って落ち込んできており、ベアトレンド入りしている。

 

この日、こんな状況のなかでも光明がなかったわけではない。

ここもと悪い決算をだしていたエヌビディアNVDA、アプライドマテリアルズAMAT、テキサスインスツルメンツTXNなどが大きく上昇し、SOX指数は堅調推移。

全体相場に先んじて下げていた半導体関連の一角が下げ止まっていることがやや市場心理を明るくしていた。

 

ともあれ、原油安にもかかわらず輸送セクターが下がっており、景気の広範な鈍化傾向を意識した動きは収まっていない。

当面はこの恐怖感の中で人々は張ることになる。

合算出来高は90億株。

まぁまぁ出来ている。