S&P500は下値をうかがう展開へ
とりあえず、先週の相場の動きをふりかえり、今週以降の見立てを書いておきます。
S&P500の5分足は以下のようになっています。
頭を押さえられながらつらつらと下げて、直近の下値を割ってきています。
非常に弱い動きだと思います。
これを前提に、今週以降の相場の見立てを書きます。
リズム的には、この下げはもう少し行ってもおかしくないと思います。
もう少し下がると、前回下値を割る形になります。
すると、ロスカットを巻き込みながら、一段安になるかな?と見ています。
いちおう、このあたりをいったりきたり、ボックス圏で推移する可能性もなきにしもあらずです(黄色いサークル)
が、その可能性は30%程度に減ってきているとみています。(感覚で)
むしろ、図の肌色のサークルあたりに落ちる可能性があるのではないか、とみています。
一応、今週はG20という重大イベントが待っています。
どうやらトランプ大統領と習近平総書記がサシで語るとかなんとか。
個人的には具体論には踏み込まないのではないか、と見ています。
また、仮に何らかの合意がなされて好感されても、相場の材料とされるのは短いのではないか、と思います。
全体的な景気は落ちてきており、ポジションを落としたい投資家は多いです。
下押しへのプレッシャーは徐々に徐々に大きくなっているように感じます。
基本的には、「下抜けしたら売り、戻っても売り」から入ることが安全策だと思います。
なお、引き続きアップルAAPLやアマゾンAMZNなど、上半期好調だった銘柄群の動きには注意です。
上半期、これら銘柄が上昇することで指数が上昇し、ETFも買われました。
その逆回転がかかれば、アップルやアマゾンというババの入ったETF自体が避けられます。
下の記事で「アップル株は130ドルになってもおかしくない」と書きましたが、その見立ては全く変わっていません。
アップルショックはまだ続く?~Appleは株も端末もボッタクリ~
アップルが下げるけれど、他の銘柄はそれほど下がらないね?みたいな相場がそのうちやってきます。
その時までアップルが巻き込む形の相場下落が続く可能性があります。
そこに要注意です。