ホテル世界最大手マリオット・インターナショナルの予約システムがハッキングされ顧客情報5億人分流出
マリオット・インターナショナルの顧客情報5億人分流出
ホテル業世界最大手のマリオット・インターナショナルの予約システムがハッキングされ、5億人分の顧客情報が流出したということです。
なお、このうち3億2700万人分に関しては、名前、メールアドレス、パスポート番号などの個人情報も流出した可能性が高いとのこと。
マリオット・インターナショナルの顧客情報が流出したのは2014年以降
マリオット・インターナショナルの顧客情報流出が判明したのは最近のことのようですが、実は2014年から既に情報は漏れていたとのこと。
今頃になって気づくあたりに、情報化社会の恐ろしさがあるわけですが・・・
マリオット・インターナショナルの傘下ブランド、提携ブランドなどにも波及か?
マリオット・インターナショナルはマリオット系列のホテルのほか、リッツ・カールトンとも提携していますし、スターウッド・ホテル系列のシェラトン、ウェスティン、セントレジス、ル・メリディアンなども傘下におさめています。
今回の情報流出はこれらも含めてのものだったとみられ、かなり深刻な問題だと思われます。
マリオット・インターナショナルの個人情報流出、日本なら賠償はひとりあたり500円?
諸外国ではこういった個人情報流出が起きた場合、高額の訴訟がいくつも起こされることになります。
しかし日本ではベネッセの例もあるとおり、勝っても数百円程度でお茶を濁らされてしまいます。
今回の件は、賠償の彼我の格差を理解するのに最適な教材のように思います。
以上。