インドが電子商取引分野の規制を強化~ウォルマート傘下フリップカート(Flipkart)やアマゾンに逆風か

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インドが電子商取引分野の規制を強化~ウォルマート傘下フリップカート(Flipkart)やアマゾンに逆風か

 

インドが電子商取引分野の規制を強化~フリップカート(Flipkart)やアマゾンに打撃

インドが国内電子商取引分野の規制を強化するとのことです。

この規制では、電子商取引企業が出資するメーカーの商品を扱うことが禁じられるほか、電子商取引企業が販売業者と独占契約を締結することも禁じられるとのことです。

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India to issue draft e-commerce policy in a few weeks: government …

 

 

今回の規制で打撃を受けるのはアマゾンとフリップカート(Flipkart)

今回の規制で打撃を受けるのはフリップカート(Flipkart)とアマゾンとみられています。

アマゾンはご存知の通り、Amazon’s ChoiceとしてAmazonブランドの商品を販売していたりします。

たいていそれらは他社の同様の製品よりも安く、品質も悪くないためユーザーとしてはありがたいものです。

しかし、小売業者からみたら非常に強力なライバルです。

インドのオンラインベンダー団体All India Online Vendors Association(AIOVA)は、Amazonが出資しているクラウドテールなどの業者を優遇しているとして嘆願書を当局に提出していたとのこと。

今回の措置はそうした業界団体の声を受けたものということです。

 

 

フリップカート(Flipkart)とAmazonはインド事業を拡大させたいが、インドには小売業を守る各種規制がてんこもり

インドは中国に代わる市場として西側社会、とくに米国から非常に注目を浴びています。

しかし、インドはかなり規制の多い国で、金融から製造業、小売りまで幅広く、かなり厳しい規制が加わっています。

(金融は、実質的に6~8割が国有に等しい状況です)

小売事業に関しては、小規模零細な小売店を守るために大店法の更に厳しい感じのものがあり、しかも外資は参入不可です。

Amazonやフリップカート(Flipkart)などのEC/オンラインマーケットに関しては、インドはIT産業の振興のために一部措置を緩和してきましたが、ここにきて国内小売業との競合が目立ち始め、そうした事業者に配慮した政策的横やりが増えてきています。

なお、このあたりのインドの規制状況に関しては、Jetroのサイトが非常にわかりやすいです。

インド 外資に関する規制

ハッキリ言って、これを全部理解して活動するのは難しい・・・

というわけで、しょっちゅう違反企業がでてきます。

それも、違反企業が規制内容をよく理解していなかったことが理由で。

確かフリップカート(Flipkart)やアマゾンもいろいろトラブルに巻き込まれていたはず。

みんな理解できていないわけです。

 

 

 

とりあえず、今回の規制強化はインドビジネスの難しさを見せつけたと思います。

ただでさえ利益を確保するのが難しいインドのEC事業ですが、これで黒字化はさらに遠のいたはずです。

中国の次はインド、という声は大きいですが、なかなか・・・すぐには難しいものがあるように思われます。

以上。

 

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