2019年1月18日 米国株式市況概況

 

 

 

2019年1月17日 米国株式市況概況


昨晩のNY市場は大幅続伸

ダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って1%以上の上昇。

この日は米鉱工業生産が発表されたが、意外にも強い数字。

設備稼働率も悪くなく、景気の落ち込みはハードデータで確認されない状況。

先日のフィラデルフィア連銀指数と合わせて製造業の底堅さを感じる流れ。

ミシガン大消費者態度指数は下ブレたが、株安だったことである程度予測されており材料視されず。

また、中国が米国からの輸入を政府主導で拡大、対米貿易黒字を2024年までにゼロにすることを目標にするとブルームバーグが報道。

このあたりを受けて終始買いが強い動き。

 

上昇銘柄は完全にハイテク主導。

情報技術よりもハイテク、資本財が強い。

また、この日は原油価格上昇を受けてエネルギーセクターも強い。

シュルンベルジェSLBの決算は良好で8.12%高、ハリバートンHALなどにも波及

個別にはネットフリックスNFLXが番組制作コスト増大を受け下落。

テスラもリストラ計画後のキャッシュ状況を不安視する動きが広がり大きく下落した。

なお、21日はキング牧師誕生日で休み。

3連休前ということもあり、79.9億株にとどまった。