世界初、中国企業が5G向け商用チップセット開発

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ファーウェイ、世界初の5G商用チップと端末を公開

 

ちょっと旬が過ぎてしまった話題なので申し訳ないのですが、先月25日からスペインのバルセロナで開催されていたMWC2018(Mobile World Congress)にて、中国の通信機器メーカー華為技術有限公司(ファーウェイ、Huawei、未上場)が、世界で初めて3GPP 規格に準拠した次世代通信規格5G対応商用チップセット「巴竜 5G01(Balong 5G01)」と、同チップを搭載する3GPP標準5G商業用端末「Huawei 5G CPE(Consumer Premise Equipment)」を公開しました。

今まで欧米(QualcommのSnapdragon、AppleのAシリーズ)と韓国(サムスンExynos)の独壇場だったスマホ向けハイエンドチップセットの世界に、とうとう中国メーカーが参入してくることになります。(格安スマホ向けには台湾メディアテック社などもありますが。)

また同社は、3月27日に新スマホ「P20」を発表する予定です。(記事)

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https://twitter.com/HuaweiMobile/status/967761523501404161

予想ではKirin 970を搭載するのではないかとのことです。

Mate 10 Proにも搭載されたこのNPU(Neural-Network Processing Unit)は、中国が独自に開発した寒武期なるAIが高速処理を実現しているとのことで、最適化がまだ完全には済んでいない状態でも、ベンチマークテストでQualcommのSnapdragon835とおなじ程度のスコアを叩きだすそうです。

 

ちなみに、2017年の中国スマホ市場は出荷額前年比マイナス1%と減速しましたが、Huaweiは前年比19%の伸びを達成したそうです。以下Oppo、Vivo、Xiaomi、Appleとつづきます。Samsungがないのは中国らしいところです。

2017年の中国スマホ市場 Huaweiがシェア1位を守る 2位はOPPO

 

また、世界でもHuaweiは第三位に浮上してきています。新型iPhoneの売れ行きが芳しくないAppleは、今年は三位に転落するかもしれません。

メーカー別世界スマートフォンシェア、HuaweiがAppleに僅差で迫る──Strategy Analytics調べ

 


かつての中国の製品といえば、「安かろう悪かろう」、「チープチャイナ」などと呼ばれた時代もありました。

しかし、中国は確実に力をつけてきています。

世界で初の5G商用チップセットが中国メーカーから発表されるというのは、非常にショッキングな出来事です。

 

かつて韓国も、そして日本もそういう時代がありました。

一人あたり名目GDPで一万ドルに満たない時代です。

世界に追いつけ、追いこせと頑張っていた時代です。

中国はいま、その段階にあります。

(一人あたりGDP1万ドルは、日本は1983年、韓国は1994年、アメリカは1978年に達成しています。中国は2016年時点でまだ8123ドルです)

 


 

90年代半ばのことです。

カナダのMatroxという会社が、MilleniumというPC向けビデオカードを発売しました。

秋葉原のTwoTopの店頭で実機に搭載されたものを見たのですが、とても落ち着いた発色で視認性がよく、体感速度もベンチマークも申し分なく、一目惚れしてしまいました。それで、8MBのVRAM搭載だったかな?中学出たばかりの俺にはかなり高価な品だったんですが、思い切って買ってしまいました。

このビデオカードに搭載されていたVRAM(グラフィックメモリ)はWRAMという名前をつけられていたのですが、それをみたのが、俺の記憶では一番最初のSamsung Electronics社製メモリでした。

当時、周りの人々は「韓国製メモリなんてダメ。日本製がやっぱり品質はいい。」と言っている人がほとんどだったんですけど、全然そんなことない・・・むしろ反応速いし、トラブルおこらんし、コレ良くね?って思いました。

その後のSamsung Electronics社の躍進は、皆さんがご存知の通りです。

そして、日本企業の零落っぷりも、皆さんがご存知の通りです。

 


間違いなく、中国の時代がやってきます。

セミコンから製造設備まで、あらゆるところで先進国のメーカーと競合が起きます。

マージンは圧迫され、技術開発競争への多大な負担が各社のボトムの伸びを抑えるはずです。

 

 

個人的には、

 

いつまでもAppleが暴利をむさぼれるとは思えません。

 

 

Appleがやっていることは、かつてNECがPC98シリーズでやっていたことと似ています。ユーザーが過去の遺産を手放したくないために、離れられないだけなのです。

しかしそれも、圧倒的な性能差、価格差が存在すれば崩れます。

 

 

いずれ、そうなります。

たぶん5年以内には。

Appleは、すでに喰われる側のビジネスです。

バフェットが投資するところはだいたい、そんなところばかりです。

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by中卒くん