19/3/11~3~米、F35のトルコへの売却中止へ/米、駐留経費を同盟国に負担させる構え/BMW、VW、ダイムラーにカルテル疑い/ニュークレストがインペリアルメタルズから金鉱山買収
備忘録がわりにニュース記事を独断で掻い摘んでまとめます。
このニュースまとめページは日中随時更新します。
概ね4記事ごとにまとめます。
また、のちのち検索しやすいようタイトルに内容を軽く記すようにします。
前回はこちら:19/3/11~2~中国人民銀、人民元切り下げせず/FRBドットチャート見直し/ベネズエラ停電/羽田空港・成田空港増発
同盟国の米軍駐留経費、増額を検討 トランプ政権
米軍が駐留経費を日本、韓国、ドイツなどにもっと負担させたいとのこと。
現在かかる費用に5割積み増した金額を提案する可能性。
また、現在はアメリカが負担している米兵の給与、空母など艦船の寄港経費なども検討対象に上っているとのこと。
これらを含めると従来の5~6倍に達するとの計算も。
ロシア製兵器S-400検討のトルコ、米が警告「F35売らない」
トルコが地対空ミサイルシステムS-400をロシアから購入しようとしています。
これに対し、アメリカはパトリオット3のトルコへの販売を中止。
さらにF35の販売もやめるとのこと。
しかし、アメリカとしてはF35にしてもパトリオット3にしても、売りつけたい気持ちはやまやま。
水面下での駆け引きが続きます。
なお、S-400に関しては、インドも導入を決定。
⇒インドがロシア製地対空ミサイルシステムS-400を購入~モディ政権、米国の要求を拒否
その性能の高さとコストの安さが決め手のようです。
ドイツ車3社(ダイムラー、BMW、フォルクスワーゲン)に各最大1240億円の罰金か
ダイムラー、フォルクスワーゲン(傘下のアウディ、ポルシェなども)、BMWが対象。
尿素水タンクの大きさや、GPF、DPFなどパーティクルフィルターの性能を落としたり、意図的に外したりすることを3社で談合していた疑い。
3社は、技術標準のすり合わせとの意識だったようだが、これが許されないとなるといろいろキツイ。
とりあえず、事業統合しなければ業界団体の覚書とか技術統合はカルテルにあたる可能性がでてきている。
ニュークレストがインペリアル・メタルズから金鉱山権益購入
Australia’s Newcrest buys Canadian mine for $807 million, open to …
豪州のニュークレストNewcrestがインペリアル・メタルズImperial Metals Corp.と共同操業するカナダの Red Chris鉱山の権益70%ぶんを購入。
金額は8億650万ドル
金鉱業界を巡っては、バリックゴールド、ニューモントマイニング、ゴールドコープの3社で買収、被買収を巡ってごちゃごちゃやっている。
そうした統合の流れが他社にも広がったかたち。
⇒バリック・ゴールドがニューモント・マイニングの買収か?~ゴールド・コープの統合に引き続き大再編へ
⇒【M&A】産金大手ニューモント・マイニングがゴールドコープを1兆円超で買収か~統合すれば世界最大の産金会社へ
金価格上昇機運でこの業界のM&Aが広がっている。