【株式】大阪万博関連銘柄まとめ~燦キャピタル/杉村倉庫/ヨコレイetc…
大阪万博関連銘柄 株価チャート一覧
2025年国際博覧会(万博)会場に、大阪の夢洲が選ばれたそうです。
政府は2025年万博の経済効果を全国で約2兆円と試算しているそうです。
関連施設を建設する予定地・夢洲では、同時にカジノなども含めた統合型リゾートの開発を進めていきたいとのことで、それらも含めるとさらに大きなプロジェクトとなってきます。
今回は株式市場でも話題となっている、この2025年大阪万博の関連銘柄を纏めておきます。
大阪万博関連銘柄その1 ヨコレイ(2874)
ヨコレイは会場となる夢洲近く(舞洲)に関西地区の物流倉庫を保有しています。
夢洲が発展すればゆくゆくは物流倉庫を移転させて再開発も、という思惑を浴びています。
ただ、今すぐ土地を手放して遠くに移転するわけにもいかないでしょうから、実際に開発されるとしても20年スパンで見ないといけないと思います。
万博関連銘柄として上昇するにしても、ある程度割り切ったお付き合いが必要かもしれません。
関連記事:【2874】ヨコレイの業績と株価~大阪万博開催地「夢洲」に物流用地を所有
大阪万博関連銘柄その2 燦キャピタル(2134)
民泊ビジネスを展開している企業です。
万博関連として一時期物色された燦キャピタルですが、夢洲に直接の資産などはない(?)ようで、やや思惑先行の動きとなっているようにみえます。
いわゆる材料株としてみた方がいいのでは、と個人的には思います。
大阪万博関連銘柄その3 杉村倉庫(9307)
ゴルフ場や倉庫、物流事業を行っている企業で、夢洲の近くに不動産を保有する企業とのことです(ほんと?未確認)
夢洲カジノ関連として過去に急騰したことがあり、その再来を狙う動きが今回はあるでしょうか。
大阪万博関連銘柄その4 三菱倉庫(9301)
夢洲コンテナターミナルの株主です。
夢洲が開発されるのであれば、コンテナターミナルは移転される可能性もあります。
そうなれば、土地売却、不動産開発などにおいて優先的にこれら企業がリストアップされる可能性もあります。
大阪万博関連銘柄その5 日新(9066)
夢洲コンテナターミナルの株主です。
上記の理由と同様です。
大阪万博関連銘柄その6 住友倉庫(9303)
夢洲コンテナターミナルの株主です。
上記理由に同じです。
また、住友倉庫は関西方面の臨海部に多くの不動産を保有しています。
関連記事:住友倉庫の業績と株価
大阪万博関連銘柄その7 山九(9065)
夢洲コンテナターミナルの株主です。
本業は物流オペレーター、鉄鋼関連の海事業務などをおこなう企業です。
大阪万博関連銘柄その8 京阪電鉄(9045)
夢洲に鉄道を延伸する計画があるとのこと。
延伸するとなるとかなりの費用がかかりますから、果たして本当に物色すべき対象なのかはわかりませんが。
大阪万博関連銘柄として折に触れて騒がれています。
大阪万博関連銘柄その9 五洋建設(1893)
海洋土木、マリコンの大手です。
港湾整備、堤防建設、浚渫などなど、あらゆる場所で五洋建設は海の土木事業を行っています。
夢洲の周辺整備においてもそういった土木事業は必要となりますので、同社の活躍する場が増えることが予想されています。
大阪万博関連銘柄その10 JR西日本(9021)
JR西日本はいわずと知れた関西圏の鉄道企業です。
関西空港へのアクセスはJR西日本と南海電鉄が担っており、訪日客の多くがまず最初に利用する企業です。
同時に、ホテル・商業施設なども運営しており、関西圏のインバウンド需要を取り込んでいます。
大阪万博が行われるとすると、同社の業績には押し上げ効果があるかもしれません。
大阪万博関連銘柄その11 南海電鉄(9044)
南海電鉄は関西国際空港へ乗り入れする鉄道を運営する会社です。
難波と関空を結んでおり、非常に多くの訪日客で賑わっています。
また、難波では大きなホテルを運営しており、ホテル事業も好調に推移しています。
大阪万博関連銘柄その12 三精テクノロジーズ
遊戯機械・昇降装置・舞台装置などの会社です。
愛・地球博やつくば未来博などで設備納入の実績があり、今回の大阪万博でも大きな事業を引き受けるのではないか、と言われています。
今回は大阪万博関連銘柄をリストアップしてみました。
なお、上記の株式リストは投資をお勧めするものではありません。
むしろ、材料株ですので投資には向かない・・・どちらかというと投機性の強い銘柄群と思われます。
そこら辺を含めてごらんいただければと思います。
以上です。