【投資戦略】ひきつづき警戒姿勢
先週の相場は、週初から中ごろにかけてはやや強かったものの、その後は米国やや一服、日本は大きく一服する動きとなりました。
TOPIX
S&P500
先週2月3日に以下のような見通しを書きましたが、
【投資戦略】すなおに考えれば、一服するとみるのがフツー~金先物価格にも注目
「いったん閉じてやすむも相場」
と書いた通り、やや膠着感の強まる展開になったように思います。
というわけで今週の見通しを書いておきます。
今週の相場
ひきつづき、やすむも相場だと思っています。
アメリカは強いですが、別にここで入らなくても、たぶんもっといいタイミングはやってきます。
とりあえずそれでも何か買いたいなら、個別決算のなかに非常に好調なものがありますので、そういったものをちょっと買って気を紛らわしたらいいかもしれません。
逆に、この決算で大きく売られている銘柄は厳しいものがあります。
もし押す場合には、下げたところから更に2割程度さくっと下がる可能性がありますので気を付けた方がいい、と思います。
個人的には日本の化学、素材セクターにそういった銘柄が多くみられるような印象を持っています。
中国発の素材デフレが周辺国を襲う可能性は意識されそうです。
また、アメリカのシェール由来の割安な製品も流入してきますので、上流~中流部門はマージンを削られかねません。
汎用比率が高く、市況高騰の影響で大きく利益を伸ばしてきた企業ほど危ないように感じます。
また、自動車、自動車部品関連にやや恐ろしい決算が混じっており、そこらへんも気になるところです。
以上。