昨晩のNY市場はダウとS&P500が微々たる小幅プラス
ナスダックとラッセル2000は小幅にマイナス
実質的には横ばいだった。
この日はセクターごとに明暗がやや分かれる展開だった。
まず売られた中心からみると、半導体関連がここもとの流れを引きずって大幅安。
メモリのマイクロンMU、半導体製造装置のアプライドマテリアルズAMAT、ラムリサーチLRCX、KLAテンコールKLACが大幅安。
テキサスインスツルメンツTXN、ブロードコムAVGO、エヌビディアNVDAなども下げた。
ただし、引けにかけてSOX指数全体に戻す展開となり、シーゲートSTX、ウェスタンデジタルWDCなどはプラスで引けた。
また、情報通信の大手、いわゆるFAANGも弱く、アルファベットGOOGL、フェイスブックFB、ツイッターTWTRが下落。
新製品の発表を行ったアップルAAPLも下落。
ただ、Appleの場合はいつも新製品発表時には下がるアノマリーがあるのではあるが。
金融機関、特に銀行の下げがきつくなっており、中堅やリージョナルなところは2%を超えて下がるものもあった。
逆に強かったのが、ディフェンシブ株として見られるような食品や生活必需品、ヘルスケアなど。
タバコのフィリップモリスPMやアルトリアMOなども大きく上昇。
EIAの在庫統計で需給改善期待がでた石油精製銘柄も高い。
米中通商協議再開との報道から資本財関連も強かったが、ただこれ、アメリカ側代表がムニューチン財務相なので、実質的には交渉はどうせちゃぶ台返しされるんじゃないかと
とりあえず、合算出来高71億株。
そこそこ多いです。