市場で注目されていたWalmartのQ4決算(1月31日までのホリデークォーター)が発表されましたので、とりまとめて書きます。
・GAAPベースEPSは0.73ドル、調整後EPS1.33ドル、予想は調整後EPS1.37ドル。ネガティブ
・売上高は3%増の1363億ドル、予想1349憶ドル。ポジティブ
・営業利益は28%減の45億ドル 事業再編コストによる減益
・オンラインビジネスはホリデーシーズンのQ4に24%増。過去三四半期は50%増以上だったので急減速。在庫管理の問題が発生した模様。超ネガティブ
・来年度のオンラインビジネスの伸びは40%を予想。超ネガティブ
そもそもオンラインビジネスはWalmartの年間売り上げ5000億ドルの約4%でしかない。高い成長を期待されているにも関わらず早くも成長減速とは・・・こんなしょっぱい決算を投資家は求めていないはず。
・利益マージンは61bp低下。食品における価格競争が激化か?超ネガティブ
・Amazonとの価格競争が激化
とりあえず雑感としては、ひどすぎる決算という印象。
Jet.comの買収後、運営がうまくいっていない可能性あり。
なお、中卒くんはWMT株は2018年2月21日現在まったく保有していません。保有してたらもっとひどい言葉で罵りますww
チャートもよろしくない。重たそうなシコリができている。回復には時間がかかりそう。
とりあえず、Amazonおそるべしです。資本コストを全く無視した信者達が守っていますから、向かうところ敵なしです。
by中卒くん