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【統計】2018年9月鉱工業生産指数出荷指数速報ヒートマップ

【統計】2018年9月鉱工業生産指数出荷指数速報ヒートマップ~自然災害の影響大

 

 

一部の方に根強い需要があるようなので鉱工業生産指数速報値のヒートマップを載せておきます。

なお、このデータは直近12カ月の出荷を対前年比で比較し百分率でヒートマップ化したものです。

使用しているデータは経済産業省の鉱工業生産速報値品目別原指数です。

なお、前回2018年8月の鉱工業生産指数はこちら↓

2018年8月鉱工業生産速報値 出荷ヒートマップ

 

 

 

2018年9月鉱工業生産指数は自然災害の影響で大幅に減少しました。

 

鉱工業指数、平成22年(2010年)=100
季節調整済指数 原指数
指数 前月比 指数 前年同月比
生産
(前月値)
101.4
(102.5)
-1.1
(0.2)
103.0
(97.3)
-2.9
(0.2)
出荷
(前月値)
98.5
(101.5)
-3.0
(1.7)
101.6
(95.4)
-3.4
(0.5)
在庫
(前月値)
113.3
(110.8)
2.3
(-0.4)
112.9
(114.4)
5.5
(3.0)
在庫率
(前月値)
123.5
(114.6)
7.8
(-2.1)
117.9
(124.1)
11.5
(4.1)

 

自然災害の影響もあるので難しいところだが、在庫が大きく上昇する一方で、出荷が減少している、意図せざる在庫増局面。

在庫循環からみると、景気自体にはピーク感が漂っている。

多くの産業で在庫調整の圧力はかかるはず。(とくに化学、住設、半導体、トラックなどに注意。)

 

 

 

 

 

 

概ね自然災害の影響が大きく一時的要因とみられるが、傾向として出荷が大きく落ちているものもある。

そういったものは今後さらに大きく落ち込む可能性があるので注意。

以上。