中国国家統計局発表の2018年5月のPMI
英語版はまだ公開されていないようなので、しゃーなしで中国語版のを使って書いていきます。いつものことですが、ちゃんと読み取れているか自信がないので、アテにしないでください&まちがってるところあったら指摘ください。
ではやっていきます。
とりあえず、5月の製造業PMIをみてみましょう。
製造業PMIは回復傾向に転じています。
出荷価格、原材料価格が前月より大きく上がっています。
その他は明確なトレンドがみえません。
非製造業PMIもみていきましょう。
おおむね横ばいやや上の動きとなっています。
鉄道輸送、鉱区輸送、郵便、通信、ラジオやテレビなどの電伝送サービス、情報技術サービス業などが活況だったそう。
内訳もみてみましょう。
これといったトレンドがありませんが、しいていうなら投入価格の上昇は目立ちます。
建設業の投入価格が59.4で前月比4.8%上昇しているとのことです。
総合PMIは年初の落ち込みから回復しました。
とりあえず、政府発表のこの統計を信じるならば、中国の景気後退は一時的なものにすぎず、すでに回復に向かっている・・・と読めます。
このところ軟調地合いが続いていた中国株式市場ですが、昨晩のNY市場と各種統計、MSCIの銘柄入れ替えを明日に控え、大幅に反発しました。
明日は財新調べによる民間版PMIが発表されます。
できればそちらの方も纏めたいと思います。
以上。