留学生688人失踪の『東京福祉大学』元総長『中島恒雄』は強制猥褻罪で実刑服役の過去
留学生688人が失踪していると報じられた東京福祉大学
じつはこの東京福祉大学の創立者であり元学長、元総長である『中島恒雄』がいろいろアレです・・・
『中島恒雄』さん、過去に複数女性に対する強制猥褻事件で逮捕され、有罪判決が下り、服役していた過去があることがわかりました。
しかも、報道によればその11年前にも同様に猥褻事件で逮捕されていたというから驚きです。
11年前の事件では示談で起訴猶予処分になったようですが、いやはや・・・これが日本の教育行政ですか・・・
東京福祉大学の創立者『中島恒雄』氏のおこした事件とは
上記報道によると、東京福祉大学の創立者で2008年当時総長兼学長を務めていた『中島恒雄』氏は、2007年2月に大学総長室で女性教員に無理やりキスをしたり身体を触るなどのわいせつ行為を働いたとの疑いで警察に逮捕されました。
またその他複数の女性職員からも被害の訴えが出されていたとのことで、警視庁は『中島恒雄』容疑者を逮捕して調べたとのことです。
その後の別の報道によると、東京福祉大学総長『中島恒雄』氏は2006年、2007年にも別の女性職員に猥褻行為を働いていたことが発覚。
これら6件の容疑で、懲役二年の実刑判決が確定(東京高裁2008年10月30日)。
服役することになったとのことです。
東京福祉大学の創立者『中島恒雄』は茶屋四郎次郎17代目子孫???
なお、東京福祉大学創立者の『中島恒雄』氏ですが、茶屋四郎次郎17代目子孫を自称しています。
いや、本当に茶屋四郎次郎17代目子孫なのかもしれませんが、よくわかりません。
とりあえず、以下の記事ではそういった主張を本人がされています。
日本の歴史を変えたあの「豪商たち」の子孫はいま 週刊現代 2017年6月25日
ちなみに東京福祉大学ですが、設置者は 学校法人茶屋四郎次郎記念学園となっています。
かなり自身の家柄にこだわりがあるようす。
だからといって、女性に強制猥褻をしていい話にはなりませんが・・・。
東京福祉大学は『中島恒雄』氏にコンサルタント料などを支払っていた?
なお、東京福祉大学を巡っては、有罪判決後に総長を辞任した『中島恒雄』氏に対して、コンサルタント料名目で多額の資金を支払っていたことが発覚したとのことです。
このため、東京福祉大学は経営学部や経営学研究科の新設を文部科学省に認められなかったとのこと。
文部科学省大学設置・学校法人審議会は東京福祉大学の管理運営能力を疑問視。
申請不可との結論を出したとのことです。
『中島恒雄』氏が立ち上げた東京福祉大学は留学生3200人のうち約688人が所在不明
なお、話を東京福祉大学に戻しますが、この大学は正規学部生1435人、外国人研究生2627人、退学・除籍1001人となっているとのこと。
この退学・除籍の1001人のうち、所在不明となっているのが688人。
多くがベトナムや中国からの留学生・研究生とのことですが、なかには就労目的で多額の費用を支払って日本にやってきている例もあるもようで、問題となっています。
また、産経新聞によると、東京福祉大学のキャンパスとされている場所のなかには、銭湯の二階部分を借りているだけのところもあるとされ、教育環境がしっかり整備されているのか疑問視する論調もあるようです。
会計検査院はこうした事情を鑑み、国からの補助金が適切に使用されていなかった疑いもあるとして、調査を進めているそうです。
『中島恒雄』氏の設立した東京福祉大学は誰のための、何のための大学なのか・・・
以上の件からみえることは、東京福祉大学が何のために、誰のために作られたものなのか、ということ。
個人的には、あくまでも各種報道から受けた印象でしかありませんが、およそまともな教育環境が整っていたとは考えられません。
この大学が福祉に乗り出したのは、当時就職難に悩む人々が多かった2000年代です。
若い女性たちがこぞって介護職を目指しました。
そういった人々からカネを得て、しかも信頼を踏みにじるような行為をしてきたのだとしたら、非常に由々しき問題でしょう。
今後の詳報が待たれます。
以上。