2019年3月15日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
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昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って上昇
特に半導体株を中心にナスダックが上昇を牽引する形となった。
この日上昇を主導したセクターは半導体株
ブロードコムが決算を発表したなかで、年後半からの強い回復を予測したことから広範な銘柄に買いが入った。
ソフトウェア・情報技術関連はまちまち
この日は決算を受けてアドビADBEが売られたほか、オラクルORCLも軟調
フェイスブックFBは障害発生と古女房の退任を嫌気して下落
しかし逆にマイクロソフトMSFTは上場来高値を更新するなど、個別には強気な銘柄も出てきている。
また、じみに決済関連で安定的に稼ぐビザVやマスターカードMA、消費財のプロクター&ギャンブルPGが高値を更新してきている。
なお、この日は1月求人件数JOLTSが過去最高に迫ったほか、
ミシガン大消費者信頼感指数の期待指数が高めに出てくるなどのポジティブ材料はあったものの、
ファンダメンタルズからはここまで強い相場を説明するほどのものではなし。
米中貿易協議の進展を受けて上昇という解説もあったが、
それよりもなによりも、直近高値を抜いてきてしまったので、急いで買い戻し、追随買いしなくては、
という動きが発生しただけのような気がしている。
この日の合算出来高は108億株。