2019年5月28日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
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昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って下落
市場の話題はひたすら米中貿易戦争のゆくえ
米中の争いがいずれ実体経済へ波及するとの見方が高まって後場にかけてジリ下げ
直近安値トライである。
この日発表されたカンファレンスボードCBの米消費者信頼感指数は134.1と非常に高い水準
雇用環境が相変わらず良好で、消費者は総じて強気姿勢なのがわかる。
しかし、同日発表されたダラス連銀製造業景気指数は大幅にマイナス
市場ではこの件について、
「消費者景況感の集計は米中貿易戦争決裂前だったから」
という解説が聴こえるが、個人的にはそれだけではないと思う。
個人的には、大方の消費者は米中貿易戦争が何なのかわかっていないのではないかと思う。
冷蔵庫や洗濯機が値上がりしているが、それすら対中関税のせいだとはわかっていない・・・
そんなところじゃないだろうか。
関税の影響で自分達の生活が苦しくなっている・・・と気づくまでにはラグがあるだけじゃないかというふうに思っている。
なお、この日はAMDが10%近く上昇
TSMCに委託して生産する7nmプロセスルールのCPUの性能が非常に高く、打倒Intelが現実的になってきたとの市場の声。
ただ、Intelも同様に最新プロセスルールのCPUを年後半に出す予定となっている。(個人的には遅れるような気がしているが・・・)
とりあえず、Intelは2%ちょっと下落。
NYSEとナスダックの合算売買高は66.7億株
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