2019年7月3日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
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昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って上昇
翌日に独立記念日を控え連休に入る前の取引だったが非常に強い動きとなった。
この日は製造業新規受注が2カ月連続で下落するなど統計的にも景気の鈍化が明確に。
そうした中、景気の悪化を嫌気するよりも金利低下の期待が上回る形となり、債券価格は上昇、利回りは低下。
なんと米30年債すら利回りがFRBの金利目標を割り込む動きとなっており、もはや0.25%の引き下げは織り込み済み
0.5もあるのではないか、とみられる状態に。
個人的には0.25だと思いますけどね。
そうしたなか、金利低下を好感しやすい公益、不動産がしっかり
ディフェンシブ性の強い生活必需品セクターも上昇した。
いっぽうで金融機関の一部には下落するものもあり、
また、カドロー発言などを受けてファーウェイ規制緩和期待がやや後退していることを受けて半導体株の一角も弱い動きとなった。
合算売買高は半日取引で41.5億株。