自宅でタピオカミルクティー作れば一杯80円?~原価率16%のボッタクリ商売~

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自宅でタピオカミルクティー作れば一杯80円?~原価率16%のボッタクリ商売~

 

日本のタピオカミルクティーは高すぎる!一杯500円でも原価は80円以下?

いやはや、驚きました。

風の噂に聞いてはいたんですけど、東京のタピオカブームは凄いことになっているんですね。

なんとMサイズ一杯500円が当たり前とか。

しかもそんな値段でも凄まじい行列になっているとか・・・

 

田舎に移住したせいで東京のブームとかサッパリ知らなかったんですけど

いやいや、ずいぶんとタピオカミルクティーも値上がりしたものですね。

一昔前はMサイズ一杯で300円くらいだったと思いますが、いつのまにやら500円に値上がりしたのか。

デフレ時代も終わりということでしょうか。

 

 

原価率抜群なタピオカブームはこれで3回目~春水堂とインスタが流行のきっかけか

タピオカがブームになるのはこれが初めてではありません。

過去には2回ほど、ちょっとしたブームはありました。

最初は90年代の初めころ。

ちょうどバブル崩壊&援助交際ブームの頃です。

当時はタピオカミルクティーではなく、ココナッツミルクとあわせたデザートなどがヒット

使われていたタピオカも細かくて小さくて透明で、ぷつぷつしたものでした。

(アシェットデセール屋の中には、今でもこのぷちぷちしたタピオカをアクセントに使っている店がありますね。)

 

その後、リーマンショック前後のあたりでもう一度タピオカブームが発生。

この時は、いま流行っているタピオカミルクティーが流行しました。

太いストローでズボッと吸うドリンクスタイルがヒットし、映画館や遊園地などでサイドメニュードリンクとして並んだほか、コンビニなどでも販売されたりしました。

 

で、今回の第三次タピオカブームです・・・

火をつけたのは春水堂でしょう。

タピオカミルクティー発祥の店を自称する同社は、おのぼりさんが憧れる代官山に日本一号店を出店

ほどなくインスタブームにも乗ってタピオカブームに火が付きました。

 

 

 

タピオカミルクティーの原価率の低さに参入企業相次ぐ

何年か前にマンゴーブームがあった時もそうでしたが、こうしたブームを他の外食事業者も黙ってみていません。

外食は万年不況に喘ぐ業態ですから、ブームがあればとりあえず乗ってやれ、という動きが広がりました。

タピオカミルクティー発祥の地は台湾ですが、まったく台湾と縁もゆかりもない企業がどんどん参入。

街にはタピオカミルクティーのスタンドがあちらこちらに立ち

喫茶店のメニューにも、コンビニの棚にも、タピオカミルクティーやタピオカ入りデザート

はてはタピオカ入りラーメンなどまで現れる事態となり、ちょっとやり過ぎ感が漂い始めています。

 

なお、神戸物産が展開する業務スーパーや、ネット通販などで販売される業務用タピオカの出荷量は昨年の10倍以上にもなっているとか。

とりあえず、凄まじいブームです。

 

 

 

 

タピオカミルクティーの原価率の低さは、生産国をみれば一目瞭然

タピオカミルクティーおよびタピオカデザートを展開する企業がどんどん増えています。

 

それもそのはずで、そもそもタピオカ(キャッサバ)は凄まじく安い食材なんです。

生産国はFAOのデータでみると1位ナイジェリア、2位コンゴ民主共和国、3位タイ、4位インドネシア、5位ブラジル、6位ガーナ、7位アンゴラ、8位カンボジア、9位ベトナム、10位モザンビーク・・・

どこもここも、貧乏な国だらけですよね。

ナイジェリアは何年か前にイスラム武装組織が女生徒を大量に誘拐した国ですし、

コンゴ民主共和国はコバルトの生産世界一ですが、エボラ出血熱の原産地みたいなところでもあります。

18年5月19日午後 コンゴ民主共和国でエボラ出血熱発生

【金属】LME(ロンドン金属取引所)が児童労働撲滅に向け本腰~コンゴ民主共和国からのコバルト供給に影響か

【統計】コバルト生産量と埋蔵量~DRC(コンゴ民主共和国)が世界生産の約2/3シェア【グラフ】

 

タピオカはキャッサバの根から取り出したでんぷんです。

キャッサバというと、中学の地理の教科書で見たこともあるかもしれません。

根を水に晒して茹でて、砕いて、でんぷん質を取り出しただけのものです。

(種類によっては、水にさらして茹でてそのまま食べるものもあります。)

キャッサバは非常に強い植物で、栽培がとても簡単。

病気にも強く、作付面積あたりのカロリー収量は他の穀物や芋類よりも高いとされます。

しかし、キャッサバには唯一、問題点があります・・・それが、は、シアン化合物・青酸配糖体を含んでいるというもの。

水で晒したり、微生物による酵素分解などの処理が必要なため、貧乏な国で労働力が余っている国で一般的に食されてきた作物でした。

タピオカはそんなわけで、もともとめちゃめちゃ安い。

たぶん、アフリカでタピオカミルクティーを作ったらMサイズ一杯30円もしないんじゃないでしょうか。

それが台湾だと(日本のMサイズで)100円ちょっと。

さらに日本に持ってくると500円なのですから、そりゃみんな群がるわけです。

 

 

 

タピオカミルクティーを自宅で作れば原価80円(原価率16%)?

で、最初の話に戻ります。

今朝みていた経済情報番組によると、タピオカミルクティーを業務用素材で作ると、Mサイズ一杯だいたい70円だそうです。

じつはタピオカは非常にブームになっていて業務用製品でも値上がりしているのですが、それでもこの値段だそうです。

しかも作り方は超簡単。

冷凍タピオカをお湯で茹でて、それを市販の紙パック入りミルクティーとあわせるだけ。

これが70円だそう。

 

 

本当にそんなに原価率がいいのか?

とりあえず、Amazonで調べてみました。

冷凍タピオカ、いくらだろうか・・・?

 


真空パック生タピオカ 3kg 業務用

 

こちらの商品、2019年7月4日現在で最低価格送料込み4500円です。

タピオカミルクティーには一杯当たり20gのタピオカが入っていますので、これひとつで150杯のタピオカミルクティーが作れます。

4500円÷150杯=30円(1杯あたり)

 

一方、ミルクティーは午後の紅茶をチョイスしますと、500mlペットボトルが一本あたり100円未満


キリン 午後の紅茶 ザ・マイスターズ ミルクティー 500mlPET×24本

 

 

Mサイズ一杯のタピオカミルクティーは350ml程度ですから、タピオカの分を除くと250mlぶんくらいがミルクティーでしょうか。

一本500mlで100円なので、250mlなら50円です。

 

つまり、自宅で作ればMサイズ350mlのタピオカミルクティーが80円程度ということになります。

 

なるほど、家庭用食材ですら一杯80円なんですから、近くに業務用食材を扱っている店があれば、そういったものを使うことでさらに安くなりそうです。

一杯70円未満というのも納得です。

 

 

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なるほど、タピオカミルクティーがめちゃめちゃ儲かることはわかりました。

このブーム、稼げるうちに稼いでやれという感じでしょう。

ブームが去ったあとのことは・・・その時に考えればよし。

とりあえず、自分の住んでいる田舎にもタピオカ屋ができてきたので、そろそろブームも終わりそうな気もするのですが・・・