18/7/28午前

備忘録がわりにニュース記事をまとめます。

独断で掻い摘んで纏めます。

この記事は日中随時更新します。


Siemens Gamesa revenue slide

風力タービン大手シーメンスガメサの決算、前年比で売上21%減少。タービン価格が競争激化で下落していることと、貿易摩擦による関税の影響を懸念。

 

東京瓦斯平成31年3月期 第1四半期決算短信

売上0.7%減、営業利益32.9%減、純利益35.4%増

供給先件数は伸びているが、平均気温が高かったこともあり、都市ガスの販売量が総じて減っている。原料費調整制度の影響が出ているはずなのに売上がこの減少は大き過ぎ。価格競争の影響は今後一気に出てくるはず。

 

東邦ガス平成31年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)[PDF : 548KB]

中京圏地盤の都市ガス会社東邦ガスの1Q決算、売上3.0%増、営業利益21.3%減、純利益13.3%減

東京ガスに比べてまだまし。ただ、今後は間違いなく電力ガスセクターは過当競争になる。

 

関西電力2019年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) [PDF 261.07KB]

売上1.7%増、営業利益18.5%減、純利益18.1%減

値下げと温暖な気候で自社管区での電力販売は0.9%減少。他社への融通で他社販売電力料が上昇。ただ、ガスとの闘いによる諸費用が急増。


米GDP、第2四半期は4.1%増 個人消費と輸出が押し上げ

コアPCEは前期比年率2.0%

デフレーター速報値が3.2%

個人消費支出4.0%増

個人的見解:問題は、報復関税の応酬を反映した次の期のGDPがどうなるか。過去の数字は、現在のような転換点探しをする相場状況ではあまりどうでもいい数字です。

2019年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [265KBPDF]

日本ガイシのQ1決算、前年比で売上4.7%増、営業利益1.6%増純利益4.7%増

電力向けガイシ減、ディーゼル向けDPF減、ガソリン車向けGPF増、センサも増、半導体製造装置向けも増

成長路線への復帰がまだできていない印象。

Nestle posts jump in first-half profit as US, China markets improve

スイスの食品大手ネスレの決算、売上2.3%増、EPS21.4%上昇1.92スイスフラン。コスト削減策が奏功

 

Kering H1 Profit Rises

グッチなどを抱えるケリングの決算、売上高40.1%増、営業利益53%増。中国での販売が好調。営業利益率は38.2%


Danone Gets First-Half Baby-Food Boost as Dairy Improves

フランス食費大手ダノン、売上3.3%増、営業利益は7.9%増。コスト管理が進展。中国でのベビーフード需要が拡大。北米乳製品事業プラス転換。

 

Facebook is sued after stock plunge ‘shocked’ market – Nasdaq.com

フェイスブック株が20%ちかく暴落。株主が情報提供の不備などを理由に訴訟をおこしたそうです。

Facebook insiders sold more stock than usual in the second quarter

フェイスブック株が20%ちかく暴落しましたが、フェイスブックの幹部たちはいつもの四半期に比べQ2に多くの株式を売却していたそうです。規則10b5-1に準拠した売りであり合法ではありますが、極めていいタイミングで売却していることに疑問の声が上がっています。

 

【産業動向】 Yageo、長期契約を検討 MLCCとチップ抵抗抱き合わせ 価格は25%値上げに抑制

台湾の受動部品大手ヤゲオがMLCCとチップ抵抗器をセットで買うなら25%値上げで済ませてやるよ、と言っているそうです。契約は2020年まで。

個人的見解:MLCCは極めて少数のプレイヤーがシェアを寡占していますが、抵抗器はシェア3%程度の企業がごろごろあるためなかなか需給が引き締まりません。ヤゲオはMLCCとチップ抵抗器どちらも作っています。あまった抵抗器をMLCCと抱き合わせて売りたいようです。他の零細抵抗器メーカーにとっては脅威です。