S&P500
米10年債利回り
WTI原油
前営業日は→2018年11月23日 米国株式市況概況
昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って大幅高。
とくにNasdaqの上昇率が大きく2%超の上昇。
いっぽう小型株中心のラッセル2000は1.16%の上昇。
この日、市場を牽引したのはいわゆるFAANG銘柄
特に感謝祭からの大型連休におけるネット売上が大幅増加と伝わったことでアマゾンAMZNが大幅高。
これに引きずられるかたちで、アルファベットGOOGL、フェイスブックFB、マイクロソフトMSFTなども上昇。
クレジットカードの利用も伸びることが期待されビザV、マスターカードMAも上昇した。
GMが本格的にリストラ開始と伝わり、GMのほかフォードFにも買いが入った。
バフェット率いるバークシャーハサウェイが金融株を買っていたと伝わり大手銀行を中心に上昇。
原油価格下げ止まりもセンチメントを下支えした。
なお、先週の下げで下抜けしそうになったところで踏みとどまった形だが、チャートパターン的にはまだ本格的な反発にはなっていない。
合算出来高は66.8億株であり、本格的な盛り上がりに欠けている。
警戒感は持ってみていく方が良いと思われる。
(ただし、若干中国が底打ち期待に入りつつあることは明るい兆しと言える。)