【統計/中国】浦東国際空港を運営する上海国際機場の2018年11月統計
浦東国際空港を運営する上海国際機場の2018年11月貨物輸送量が前年比約10%減
世界経済の減速が中国の貿易に大きく影響し始めました。
浦東国際空港を運営する上海国際機場の情報によりますと、11月の貨物輸送量は前年同月比9.91%減となりました。
前月10月分は5.48%の減でしたから、減少率が大きくなっています。
今月は国内貨物輸送が大きく減少していることが特徴的です。
広範囲に景気減速が進んでいる可能性があります。
浦東国際空港を運営する上海国際機場の2018年11月旅客輸送量
また、今月の上海国際機場の旅客輸送量をみると、国際線はやや伸びたものの、国内線が3.68%の減少となっており、中国の観光など第三次産業も影響を受け始めている現実がみえてきます。
なお、マカオ・香港などへは1.66%増、乗り継ぎでも国際線、マカオ香港は増加しています。