【統計】中国2018年12月小売売上高
中国の2018年12月小売売上高は前年同月比8.2%増
https://twitter.com/chu_sotu/status/1087274026009911296
具体的な数字は以下になります。
https://twitter.com/chu_sotu/status/1087274790073724928
注目してもらいたいのは、この表の右側年度累計と左側単月の数字の比較
全体的に落ちていますが、特にひどいのがCosmetics(化粧品類)でしょう。
年度累計では前年比9.6%上昇なのに、単月では1.9%上昇にまで落ちています。
ちなみに昨月は4.4%増でしたから、急速に低下中なのがわかります。
また、宝飾品も年度累計7.4%のところ、単月では2.3%の上昇にとどまっています。
ちなみにこちらも昨月5.6%の上昇でした。
なお、文具オフィス用品、通信機器(スマホなど)、自動車などは既に前年比減少に落ちています。
このうち文具オフィス用品は前年より下落率がきつくなっていますが、自動車の下落率はやや緩和(それでも8.5%減)、スマホなど通信機器は0.9%マイナス程度にまで緩和してきています(前月は5.9%減)
ここらへんは前月数字と比較してみてください。おもしろいですよ。
なお、年度累計に比べて売れているものもあります。
たとえば食品、飲料、酒・タバコ、日用雑貨、家具、家電、クスリ、内装材など
ただこのうち、家具、家電、内装材は住宅市況次第で大きく落ち込む可能性があります。
そこらへんには注意が必要でしょう。
以上。