アンパンマンは白色テロルを正当化する最悪なアニメだと思う
アンパンマンには子供の教育上好ましくない要素が満載
我が家には、もうすぐ1歳半になる男の子がいます。
めちゃめちゃ元気な子で、家の中に居たがりません。
そんなわけで、彼を連れてあちこち遊びに行っているのですが
行く先、行く先、どこにでも現れる最悪のキャラクターがあります。
それがアンパンマンです。
小児科いってもアンパンマン
おもちゃ売り場にもアンパンマン
保育園の見学いってもアンパンマン
ショッピングセンターの遊び場にいってもアンパンマン・・・
およそ、子供が行くであろう場所のほぼすべてにアンパンマンは潜んでいます。
日本人なら誰でも知っているアンパンマン・・・
もはや国民的ヒーローなのだと思います。
アンパンマングッズを用意するお医者さんや
アンパンマンの音楽を流す保育園の先生たちは、
まったく悪気なくやっているんだと思います。
でも自分は、このキャラクターが大嫌いです。
本当に、心底嫌いです。
白色テロルの象徴だからです。
アンパンマンは白色テロルを正当化している
アンパンマンは、体制側の暴力/白色テロルを正当化しています。
ジャムおじさんが支配する帝国の手先・憲兵となって
帝国の秩序を乱すバイキンマンに鉄拳制裁・アンパンチを喰らわせます。
バイキンマン側の事情など全く聴こうとしていません。
なぜバイキンマンはそこまでしてイタズラをしたいのか。
妥協できるポイントはないのか。
そういったものを探るための対話のプロセスが一切描かれません。
とにかく、バイキンマンをみつけたら
「また悪さしようとしてるな!?」
「バイキンマンめっ!ゆるさない!」
「あーんぱーんち!」
この展開ばかりです。
とにかく、
バイキンマン=悪
アンパンマン=善
という都合のいい定義でバイキンマンは殴られてしまいます。
これを白色テロルと言わずになんといいましょう。
アンパンマンは幼児でも呼びやすい
アンパンマンは本当によくできていると思います。
ちっちゃな子供でも呼びやすいんです。
言いにくいタ行やサ行などの音が入っていません。
ア、ン、パ、マ
どれも2足歩行を開始する前の幼児でも言える音です。
だから、小さな子供でもアンパンマンという音を聞くと、言ってみたくなってしまいます。
子供がアンパンマン(幼児だとアンマンマンかな)と発音できると、親は嬉しくなってアンパンマンのグッズを与えたくなるんでしょう。
そうやって刷り込みが繰り返されていきます。
そして、キャラクタービジネスを展開したい企業の餌食になっていくわけです。
アンパンマンに限らず、キャラクターにハマるのは愚かだと思います。
アンパンマンに限りませんが、現代にはキャラクタービジネスが横行しています。
小さい頃からディズニーやサンリオ、アンパンマン、スヌーピーなどのキャラクターに囲まれて、子供はそれらに愛着を持たされます。
そして大きくなってもキャラクターへの愛着を持ち続けます。
さらに、その子が大人になって、子供を作ることで、世代をこえてキャラクターへの愛着を繋いでいきます。
世代をこえて、キャラクターのついたグッズを買っていきます。
キャラクターのパテントを扱う企業にとってはおいしいビジネスです。
馬鹿馬鹿しいと思いませんか。
わざわざ資本家の思惑にハマりにいっているんです。
なぜ幼児のうちからアンパンマンを刷り込むのかといえば、そうすることで長期にわたってカネを吸い取れるからです。
もしなにげなく子供にアンパンマンを与えている家庭があるのなら、今すぐやめた方が良いと思っています。
それは子供のために絶対になりませんから。
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