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世界的に資源関連株が強い~商社株、鉱山株、建機株~

建機株や商社株、鉱山株など、世界的に資源関連株が強い展開となっています。

 

 

こちらは鉱山株の代表格、BHPビリトンの豪州ASX上場株の動きです。

日足の陽線が10日以上ついた日をみやすいように黄色でしめしてみました。

 

BHPビリトン株のチャートをもう少し長くとってみても、日足陽線が10日ついた日は多くないのがお分かりいただけると思います。

 

 

 

 

直近、こういった感じで強い動きになっている銘柄が資源株に多くなっています。

トレンドライン自体はまだ上昇に転じていない&むしろ下落に転じたばかりの銘柄もあるような状態ですが、ちょっと動きに変化がついてきているので、今後の展開次第では考えてもいいかもしれません。

とりあえず、ずらっと並べておきます。

 

Rio Tinto リオティント 日足株価(ASX市場 RIO)

 

 

OZ Mineral オズミネラル 日足株価(ASX市場 OZL)

 

 

 

コマツ 日足株価 (東証 6301)

 

 

三菱商事 日足株価 (東証 8058)

 

 

 

三井物産 日足株価 (東証 8031)

 

 

 

日立建機 (東証 6305)

 

 

キャタピラー 日足株価 (NYSE CAT)

 

 

 

以上、みてきてわかるとおり、トレンドとしては下げトレンドが継続しています。(三菱商事を除いて)

むしろ豪州資源3社は、下げトレンドに入ったばかりのチャートにもみえます。

にも拘らず、陽線がこれだけ出ていることが奇妙です。

 

 

このタイミングで何か新しいことがあったか?というと、まずは新興国通貨安にやや歯止めがかかり始めているということ。

もう一つは、中国による西部開発向けプロジェクトファイナンス拡大などの報道があったことでしょうか。

夏季ダボス会議の開催で李克強首相が景気後退を避けるためにインフラ投資拡大を発表したりしています。

中国、李克強首相が夏季ダボス会議で演説。「人民元引き下げは害」と為替に言及

それと、米10年物国債利回りが3%台定着してきています。

ハード系の統計も世界的に総じて予想よりはマシに動いています。

 

 

 

とりあえず、何度も書きますが、「トレンドラインは変わっていない」ですから、安易に飛び乗ると痛い目にあいそうです。

が、この変化はちょっと予想外です。

予想外の動きをするときは、往々にしてあとから材料がみえてきて、大幅に動く場合もありえます。

それには注意をしていった方が良いと思います。

以上です。