【統計】機械受注統計2018年12月
2018年12月の機械受注統計の解説です。
データは内閣府のサイトから。
内需 4.5%減 外需 21.9%減
https://twitter.com/chu_sotu/status/1097737737094889477
船舶・電力を除く民需 0.1%減
https://twitter.com/chu_sotu/status/1097737845819633664
製造業は低下の一方、非製造業は概ね好調。
とくに船舶・電力を除く非製造業はトレンド的にも順調か。
https://twitter.com/chu_sotu/status/1097737935338622976
製造業は電気機械が低下の一方、情報通信、自動車・部品は増勢を維持
https://twitter.com/chu_sotu/status/1097738119363813376
ここにきて農林漁業の設備投資需要が出てきている。
https://twitter.com/chu_sotu/status/1097738280697716738
トレンドとしても強い。
日本産の食品の需要が伸びている可能性が高い。
中国側の統計でも乾燥・生鮮ともに食品の輸入が増えている。
新興国の中間層向けに日本ブランドの食品は売れており、その影響が出ていると思われる。
運輸・郵便は夏場の急増の反動もさほどなく回復してきており強い。
https://twitter.com/chu_sotu/status/1097738449698709504
メルカリなどイーコマースさまさまだろう。
通信業は5Gに向けてまだ設備投資費用をケチる段階。
機種別の受注をみると、工作機械の低下が著しい一方、産業機械などはまだ踏みとどまっている印象。
https://twitter.com/chu_sotu/status/1097738676149178368
全体としてはさほど悪くないのではないか。
市場はもっと悪い数字になることを予想しており、今のところはこの数字程度ならポジティブに捉えるながれだろう。
問題は、中国の需要がもう一段低下する可能性がある点であり、北米にも陰りがみえてきている可能性がある点。
現状がこはるびよりである可能性もあることには注意。
以上。