今晩のウォルマートの決算には要注目~12月米小売統計の真否がわかる
12月の小売統計を受けて、今晩のウォルマートの決算には大注目
先日14日発表された米小売売上高は前月比1.2%のマイナス、前年比2.3%プラス
【統計】米小売売上高2018年12月~2009年9月以来の大幅減少だが・・・
雇用者報酬が伸びており、非常に堅調な賃金上昇傾向であったことを踏まえると、思いのほか低い伸びで市場には警戒感が広がりました。
ぶっちゃけ、この低下は2001年9月の同時多発テロ以来ですので、まさかのこんな数字が出たなんて!と驚きの声があがりました。
ですが、その後はこの数字がちょっと特殊なんじゃないか、という見方が増えていると思います。
政府閉鎖と重なっており、統計的に不備があったのではないかという見方は依然として燻っています。
上記の当ブログ記事でも、そういった見方も紹介しています。
しかし、本当のところはよくわからない。
今日のウォルマートの決算次第は、昨年12月の米小売市場でなにが起きていたか、その一端がみえるものとなるはずです。
何も見えなければ御の字。
何か理由が見えれば、その理由次第で市場は嫌気する可能性もあります。
とりあえずそういった面から、今日のウォルマートの決算は要注目です。
ウォルマートの株価は、まったく何事もなかったかのように戻しています。
しかし、12月に何かが起きていた可能性はあります。
気を付けてみていくべきだと思います。
何もなければ統計のミスです。たぶん。
以上。