【雑学】『Submarine Cable Map』 世界中の海底ケーブル回線のマップが一目瞭然

【雑学】Submarine Cable Map 世界中の海底ケーブル回線のマップ

 

この【雑学】カテゴリーでは、ふだんとは違って、

おもしろいサイト・役に立つ(?)サイトを紹介してみようと思います。

 

今回紹介するのは、

世界中の海底ケーブルの地図と所有者を視覚的にみせてくれる『Submarine Cable Map』

 

というサイトです。

以下のリンクから飛ぶことができます。

『Submarine Cable Map』

 

こちらのサイトでは、世界の海底ケーブルの敷設状況がわかるほか、

ケーブルをクリックすることで、その設備の所有状況、上陸地点なども調べられます。

 

 

 

海底ケーブルマップ『Submarine Cable Map』でわかること

この海底ケーブルの地図を見れば、アメリカの同盟国として、

どれだけイギリスと日本が重要なのかがわかると思います。

日本と米国、英国と米国のあいだにはめちゃくちゃ太い回線が何本も通っていて、

それらは欧州と米国とのつながりよりも、アジア諸国と米国との繋がりよりも、

遥かに太い関係であることがわかります。

米国と豪州などとの関係よりも、はるかに太いことがわかります。

そしてさらに言うと、パプアニューギニアやソロモン諸島の重要性も見えてきますし、

インドのムンバイや、南アフリカの重要性も見えてきます。

 

 

アメリカはこれらの国に対してはファーウェイの製品を排除するよう非常に強く圧力をかけています。

そうしたなかで、パプアニューギニアはファーウェイ製品を使うような方向に傾いていたり、

パプアニューギニアが中国製通信設備を採用へ~米政府の意向を無視~

英国もファーウェイ製品の危険性を否定するようなコメントをしています。

英国営サーバーセキュリティセンター(NCSC)、ファーウェイ製品の5G網への利用は「リスク管理可能」とお墨付きを与える

米国にとって、それはかなり厳しい現実です。

それが、この海底ケーブルのマップからは見えるわけです。

以上。