2019年5月29日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
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昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って下落
直近安値を一時下回りして弱気相場入りも一段と売り込む向きはなかった。
この日下げたのは、ここもと下げていたハイテクセクターよりも、どちらかというと売られきれていない銘柄群
ジョンソン&ジョンソンJNJがオピオイド訴訟関連で売られた他、
カプリホールディングスCPRIの決算を受け、
広範な消費減退を意識してアパレルや消費財など全般に安かった。
不動産や公益も弱く、とくにリテール系の不動産が弱いことには要注意。
以前から書いているが、米中貿易戦争の一番の被害者は米国の消費者だと思われる。
関税が全部導入された場合、消費者が購買力を大きく削られることで、消費財関連の売れ行きは大きく落ち込む可能性がある。
そこら辺を意識した展開になった場合、ハイテクよりもむしろ売られきれていない、米内需銘柄の方が怪しいことになりかねない。
合算売買高は73.1億株。