2019年6月10日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って上昇
米国がメキシコへの関税を見送ったことを好感する買いが先行。
ただ、ここもとの戻しが急ピッチだったこともあり、引けにかけてはダレる展開に。
セクター別に見ると大きく上昇したのが半導体関連
特にスカイワークスSWKS、ザイリンクスXLNX、アジレントADI、クアルコムQCOMなどモバイルに強みを持つ企業が強い動き
また半導体製造装置関連やメモリ関連も強かった。
いっぽうで前営業日に続き軟調だったのが公益と不動産、通信
利下げが続けば配当利回りの安定したこれら銘柄は強みを持つはずだが、
市場では現在の利下げ織り込みが行き過ぎとの認識が広がっており、
先んじてこれら利回り株を売り払う動きにもみえる。
銘柄別にみると、レイセオンRTNとの合併に待ったがかかったユナイテッドテクノロジーズUTXが下落
セールスフォースCRMはタブロー買収で巨額の資金を投入することが嫌気され5%超下落
合算売買高は64.5億株。
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