18/6/1午後

備忘録がわりにニュース記事をまとめます。

独断で掻い摘んで纏めます。

この記事は日中随時更新します。


9時54分

 

Global funds cut stocks to 9-month lows in turbulent May: Reuters poll

ロイターによる機関投資家アンケート。グローバル運用ポートフォリオにしめる株式比率は47.4%、前月から1ポイント低下し2017年8月以来の低水準。一方債券は1.2ポイント上昇の40%と17年10月以来の高水準。

株式のなかでは、ユーロ圏株式は20.6%、日本株も19.1%と二年ぶりの高水準。新興国株は13.5%から12.8%に低下。新興国債権比率は10.4%から11%に上昇。

個人的見解:リスク回避の流れ強まる。このアンケはイタリア政治が混とんとする前に集計されたものですが、それでもこの状態です。

 

Australia’s ANZ faces criminal charges over 2015 share issue | Reuters

オーストラリアのANZ銀行が、株式発行業務を巡ってカルテルを結んでいたとのかどで競争消費者委員会ACCCから訴えられるそうです。

個人的見解:豪銀を巡る不祥事ニュースは昨年から何件目でしょうか・・・たぶん大きなものだけでも5件はくだらないと思います。豪州では、昨年からやたら金融機関への取り締まりが強化されています。

これを受け、金融株指数が今日も下落しています。オーストラリア&ニュージーランドANZは2%を超える下げ、コモンウェルスCBA、ナショナルオーストラリアNABが約1%下落、ウェストパックWBCは小幅プラスですが小幅。

 

 

UPDATE 1-S.Korea’s May exports rebound sharply on robust global …

韓国の5月貿易統計、メモリチップなどへの需要回復で輸出が増加に転じる。輸出前年同月比13.5%増の509億ドル、4月のマイナス成長から回復。輸入は12.6%増加、貿易収支は67億ドルの黒字。


17時16分

日欧、GDPRをふまえ、個人データの相互移転で合意 今秋にも発効

めちゃめちゃ面倒くさいGDPR(一般データ保護規制)ですが、どうやら日本は十分性認定されることになりそうです。十分性認定されれば、個人データ保護体制が十分満たされているという判断の下で個人データの域外移転を認められることになり、国内企業も欧州との境界を意識せずに個人データをやりとりできるようになります。もちろん、それに伴うセキュリティ保護なども必要になるわけですが。

自分もアドセンスを貼ってる手前、このGDPR対応しなければいけないとGoogleさんから言われているのですが、はっきりいってどうすればいいのかよくわかりません。なにもこんなギリギリになってから指示しないでくれてもいいのに・・・

 

 

金正恩氏側近、ワシントン訪問へ
金英哲氏、金正恩氏の親書持ってホワイトハウスへ…北朝鮮最高位級要人 …

トランプ大統領と会談する可能性もあるそうです。もしそうなれば、異例中の異例。同盟国でもない国の一般閣僚クラスが米大統領とサシで会うなんてまずありません。もし会談実現となれば、北朝鮮にとっては、国内向けにイキる材料が増えて万歳といったところではないでしょうか。

 

 

非正規格差の不合理性、賃金項目ごとに判断 最高裁

定年退職後の再雇用で賃金・手当が削減されたのは不当だとして高齢者従業員が訴えていた裁判。最高裁まで争われた結果がでました。賃金の妥当性については項目ごとに判断すべきとのことで、一部を高裁へ差し戻しです。

個人的見解:一部主張について労働者側の主張が認められたことで、今後は企業側が再雇用に対して支払う報酬総額が膨らむことが予想されます。とくにJR各社のような高齢者再雇用に積極的(かつボリュームゾーンが大きい)企業にとっては負担が増すと思われます。


 

中国・紫光集団、紅い半導体 自立の夢

個人的見解:かつてウェスタンデジタルやマイクロン買収を目論んだものの米国政府に遮られて失敗した中国紫光集団ですが、今度は自力で工場を立ち上げ、技術者を引き抜き、世界有数の半導体メーカーになろうとしているようです。そのために注ぎ込む金額約11兆円・・・前回の買収資金もたしか3兆円とか言ってましたから、とにかくケタが違います。さすが清華大の別働隊です。清華大といえば習近平国家主席の出身校です。あいかわらず中国は地縁血縁でまわってます。

いちおう、記事に纏めました。読みにくいかもですが、よろしければ。

 

中国・清華紫光集団、今後10年間で半導体製造に11兆円投資へ

 

 

China JanApril insurance firms’ total premium income down 7.84 pct y …
China’s life insurers see fall in income as regulator crackdown bites …

中国の保険業界、1-4月の保険料収入総額が前年同期比7.84%減の1兆6585億元だったそうです。中国における保険は投資ファンドみたいなところがあり、集めた資金で企業買収などを行うことが横行していました。それに対して中国政府が規制を強化したことが減少の背景にあります。

 

South Korea manufacturing keeps deteriorating in May

韓国 製造業PMI 48.9

国内外から受注減が続いており、生産減に繋がっているとのこと。また、最低賃金引上げに伴う雇用削減ペースが速く、それが景況感悪化につながっているとのこと。

 

伊藤園決算

国内飲料大手、伊藤園の決算 売上4%増、営業利益1.2%増、純利益8.3%減少

個人的見解:経常以下が赤字なのは為替差損益の影響。ただ、増益ペースがやたら低いことには要注意。天候要因よりも、物流コストの増加が影響している可能性。

 

ドイツ銀:S&Pが格下げ、「BBB+」に-CEOの再建努力に打撃

個人的見解:S&Pはドイツ銀行を格下げしました。当然でしょう。競合他社がすべて前期増益だったのに、ドイツ銀だけがこの体たらくなのですから。問題は、ドイツ銀が国際業務を行う投資銀行だということ。米国事業が足を引っ張っているのはわかりますが、かといって一度撤退したら再度表舞台に戻ってくるのは非常に困難なわけで・・・

個人的には、中国のどっかの銀行が救済するのではないか?とみてますが、どうでしょう。先日メルケルが習近平に会いに行ってますし。なんらか話し合ってませんかね。

 

メルカリ仮条件2700 3000円に決定、時価総額は最大4100億円超に

メルカリのIPO仮条件が決定。妥当な数字だと思います。初値はまた跳ぶんでしょう。ただひとつ、国内事業は飽和に近づいています。海外事業には広告宣伝費を中心にコストが膨らんでいます。サービス内容がなかなか浸透していっていないのか、赤字垂れ流しです。上場後のかじ取りは見ものです。

 


23時8分

Turkish manufacturing activity contracts in May for a second month

トルコ製造業PMI 46.4。前月の48.9から低下。二カ月連続で50以下。新規受注減少。

 

マカオの5月カジノ売上12.1%増の254.89億パタカ(約3446億円)…22ヶ月 …

4月の257億パタカから減少。

 

Russia’s Manufacturing Sector Contracts In May

ロシアの製造業PMI、49.8。前月の51.3から低下。

 

Spain May manufacturing PMI 53.4 vs 54.0 expected

スペイン製造業PMI 53.4 三か月連続低下。4月は54.4

 

BRIEF-5月の米非農業部門雇用者数は+223000人(予想:+188000人 …

個人的見解:全体的には強いです。ただ、失業率などからすると、時間当たり平均賃金の伸びが低いです。インフレを意識するような状況ではありません。