18/7/17日本株 設備投資関連が大幅安

不定期で市況コメントしていきます。

本日、この記事を書いているのは10時23分です。

先週は木曜日引け後に安川電機の決算がありました。

これを受け、先週金曜日は安川株が大幅安となりましたが、週明け最初の取引となった17日火曜日の今日もまた、関連銘柄も含めて大幅安となっています。

また、出来高・ティックも上昇しており、広範な売り物が殺到している状況です。

 

とりあえず、10時25分現在、安川電機4.63%安、三菱電機3.06%安、THK6.94%安、ファナック2.29%安となっています。寄り付き直後よりはだいぶ落ち着きましたが、それでも売り物がちです。

出来高、ティック数の中位にも入ってきています。安川電、三菱電、THKティックで12~15位くらいです。ファナックは出来高で11位です。

ティック上位の銘柄はほとんど上昇しているのですが、これら設備投資関連だけが下げているので非常に目立ちます。

この流れは気を付けた方が良いと思います。

日本語のわからない外国人が、休日中に日本発の記事を読んで、時間差で売ってきている可能性があります。

ここもと発表された中国発の統計データも含め、欧米系の投資家のアジアに対する景況感に影響を与える可能性があります。

要注意です。


以下、引け後の追記です。

 

 

引けました。

ちょっといろいろ見ておきましょう。

すべて5分足チャートです。

 

 

安川電機(6506)

終日、下へ下への大名行列な日中足です。これはアカンね。

 

 

ファナック(6954)

こちらも下に下に~ですね。引けにかけて急速に落ちています。手出し無用って言ってるかのようです。

 

 

THK(6481)

こちらは前場の安値は割っていません。が、戻りを抑えられていますね。

 

 

 

三菱電機(6503)

寄付きが極端に下だったこともあり、戻してますね。というか、この寄付きはすごいね。

 

キーエンス(6861)

これは寄付きが甘く始まったせいで、他の銘柄に引きずられた感じですね。下に~下に~な大名行列ですね。手放す気まんまんな人たちがいる感じです。

 

 

ダイフク(6383)

もう同じような感じのチャートですね。解説いらないですね。

 

ツガミ(6101)

こちらも同様。

 

 

ほか、森精機とか牧野フライスとかどこもここも似た感じですね。

ようするに、この分野からグローバルマネーが引いている感じです。

こういう売り方をするっていうのは、かなり大きな資金ですね。

その、大きな資金を運用する大人たちが、先週木曜日の安川電機の決算をみてから一段と外しにきているのなら、それはまだ当分続くということじゃないかと思います。

今まで利が乗ったものを処分しまくる相場ですから、彼らが徹底的に投げ切るまでは続く相場じゃないかとみています。

割安感で手を出す人が多いでしょうが、それは非常に危険だと思います。

 

 

 

なお、上記はあくまでも中卒くん個人の感覚です。特定の投資スタンスをお勧めするものではありません。投資に当たってはご自分の判断、自己責任でお願いいたします。