S&P500
10年債利回り
WTI原油
昨晩月曜日のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500が下落、小型株指数のラッセル2000が上昇。
小型株指数が上昇して大型ハイテクが売られる動きが特徴的な1日。
サウジの反政府記者殺害事件を巡る混乱から日曜日にはサウジ株価7%を超す下落となり、アジア株も総じて軟調。
そんな状況下で始まった米国株市場
ハイテク、ヘルスケアなど上半期を牽引したグロース系には売り物が多かったが、
生活必需品、タバコ、食品、公益などには買われるものもあり、一概に全面安とならずに終了。
売りの中心は大型の情報通信、ハイテク、ヘルスケア。
アルファベットGOOGL、マイクロソフトMSFT、アップルAAPL、アマゾンAMZN、ネットフリックスNFLXがそろって2%前後の下落。
アップルは中国での売上減退の可能性をゴールドマンが指摘し、嫌気されている。
ヘルスケアも、インテュイティブサージカルISRG、イルミナILMNなどが2.5%前後の下落。
おもにバイオ、メディカル機器関連が下げており、ハイテク売りの流れが継続。
大手銀行の決算が全体的に終わりつつあり、総じて下落しているが、先んじて下落していたウェルズファーゴWFC、PNCあたりはややリバウンド
決済関連も割高感が漂っておりビザV、マスターカードMA、ペイパルPYPLなど売られる展開。
食品、タバコ、生活必需品などには強いものが多く、
プロクター&ギャンブルPG、フィリップモリスPM、アルトリアMOなど上昇。
ケロッグK、ゼネラルミルズGISなども上昇
ここもと下落基調にあった輸送株指数はやや反発だが、これはあや戻しか。
このセクターは景気先行性が高いといわれており、動向に注目する人は多い。
この日の合算出来高は69.1億株
直近から大きく減らしてきている。
個人的には、もう一段の下落があるとみているが・・・。
なお、前営業日の相場はこちら