【統計】2018年11月の中国自動車販売は大幅減~国産車の販売シェアも減~
2018年11月の中国自動車販売ですが、大幅な減少となっています。
CAAMのサイトによると11月単月は前年比で
自動車販売台数は13.9%減
自動車生産台数は18.9%減
乗用車販売は16.1%減
乗用車生産は20.5%減
商用車販売は1.7%増
商用車生産は8.7%減
新エネルギー車(NEV)販売は37.6%増
新エネルギー車(NEV)生産は36.9%増
完全な電気自動車の販売は30.3%増
完全な電気自動車の生産は23.6%増
国産車は23.3%減
国産車比率は3.9%ポイント減の41.9%
意外に国産車が売れていない中国
アメリカ憎しで国産車が売れているのかと思いきや、意外にも国産車よりも外国ブランド(輸入車に限らず、国内で作られる海外メーカーブランドも含む)が売れているということです。
なお、これには関税の影響もあるかもしれません。
米中貿易戦争の一方で、中国は日本車などへの関税を引き下げており、トヨタなどはレクサスを大量に売って稼いでいるとのことです。
11月の中国自動車輸出は?
なお、輸出に関しては単月では振れが多いので比較は適当ではありませんが、今月は乗用車の輸出が昨年同月に比べて少ない一方、商用車の販売は20%を超えているようで、なかなか好調となっています。
中国の海外での開発現場向けと思われますが、具体的な用途はわかりません。
とりあえず、以上です。