米政府、ロシア当局によるスパイ摘発に対抗して、翌日にロシア側スパイを拘束
ロシア当局、米国人のポール・ウィラン容疑者をスパイ容疑で逮捕
詳細は明らかにされていませんが、米国人のポール・ウィランという人物が、何らかのスパイ容疑でロシア当局に拘束され起訴されたということです。
これに対し・・・
米国政府が、スパイの疑いのあるロシア人を拘束しているということです。
逮捕容疑はよくわかりませんが、スパイの疑いがあるもようです。
なお、これはロシア側による米国人スパイ拘束の翌日に起きたこととのこと。
米当局、年末にロシア人拘束か ロシア当局による米国人逮捕の翌日
米国政府のやったことは、報復行為である可能性が高いとの受け止めが市場では広がっています。
ここでファーウェイの孟晩舟CFOのことを思い出してみましょう。
カナダ政府がファーウェイの孟晩舟CFOをトランジットで逮捕、拘束したあと、中国は相次いでカナダ人を拘束しました。
こうした中国側の行動に対して米国などは批判してきましたが・・・
いまロシア側とやりあっていることをみると…
アメリカは中国のことを言えたタチか?
という感じがします。
中国政府がカナダに拘束された中国人を救うためにカナダ人を拘束するのも、
アメリカ政府がロシアに拘束されたスパイを救うためにロシア人を拘束するのも
ある意味同じことなんじゃないですか。
どう考えてもこれはアメリカによるダブルスタンダードです。
まともに相手するのは無駄ですね・・・。