ファーウェイが5G折りたたみスマホ(フォルダブルスマホ)『Huawei Mate X』を発表
5G対応折りたたみスマホ『Huawei Mate X』がMWC19に登場~価格は29万円~
サムスンに引き続き、ファーウェイが5Gに対応した折りたたみスマホ『Huawei Mate X』を発表しました。
この発表は、現在スペイン・バルセロナで開催中のモバイル・ワールド・コングレス(Mobile World Congress / MWC 2019)で行われたもの。
実際に手に取ることができず、実働品をガラス越しにながめるだけ、という展示方法だったようですが・・・
とりあえずファーウェイもサムスンの『Galaxy Fold』に続いて折りたたみスマホを市場に投入することになりました。
『Galaxy Fold』のスペック・価格など詳細~サムスンがフォルダブルスマホ(折り畳みスマホ)発売へ
なお、『Huawei Mate X』のほうは『Galaxy Fold』と違ってフル5G対応です。
5G対応のフォルダブルスマートフォンという点では、『Huawei Mate X』の方がサムスンより登場が早かった、ということになります。
ここらへん、各社は猛烈に競い合っている感じですね。
『Huawei Mate X』にはBalong 5000 5Gモデム搭載
なお、『Huawei Mate X』には先日発表されたばかりのHiSilicon社製5Gモデム、Balong 5000が搭載されているとのこと。
ファーウェイ(Huawei)が5G対応チップセット『Balong 5000(バロン5000)』の仕様を発表~MWCでフォルダブルスマートフォンの発表も~
さっそくの搭載ですが、この機能がやはりすごいらしい。
他社の5Gモデムとの比較では、たとえばQualcommのSnapdragon X50やSamsung Exynos Modem 5100よりも2倍速いとのこと。
1GBの動画を3秒以下でダウンロードできると発表されています。
嘘みたいに速いわけですが、これが実現できているのはサムスンやクアルコムに比べて、6GHz以下の周波数帯で2倍の200MHz幅を利用できるからとのこと。
とりあえず、帯域幅は通信事業者側でもリミットがかけられるのでこの端末の威力を感じられる通信キャリアは少ないのかもしれませんが、利用できる環境にいる人にとってはメリットはありますね。
29万円ですけどね。。。
『Huawei Mate X』のSoCは「Kirin 980」
なお、『Huawei Mate X』には「Kirin 980」を搭載するとのこと。
AI技術を向上させたSoCとして世に出されましたが、すでにやや旧世代になったものです。
Mate 20 Proなどに搭載されたチップとおなじですし、その点ではややがっかりですね。
AppleのA12チップの方が処理速度は速いといわれています。
『Huawei Mate X』のバッテリーは4500mAh
どうも先日のサムスンのものもそうですが、フォルダブルスマホはバッテリーの容量が制約を受けやすいもよう。
この大きさならもうちょっとしっかり容量があると思いきや、意外にも小さい。
ふたつあわせて4500なので2250ずつ。
どうやら、薄く作るためにバッテリーの容量が稼げないもようです。
55W対応の急速充電機が付属するとのことで、これを使えば30分で85%の充電ができるとのことです。
それにしてもお高い『Huawei Mate X』
誰が買うのでしょうか。。。
『Huawei Mate X』にしても何にしてもそうですが、どうも魅力を感じない。
誰の、どんなシチュエーションでの利用を考えたのか、そこらへんがよくわからない。
とりあえず、動画はっておきます。
サムスンとの違いがよくわかりますね。
個人的にはどっちもいらんです。
スマホとタブレットの二大持ちした方がましだと思います。
以上。