2019年6月7日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
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先週金曜日のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って上昇
この日に発表された米雇用統計が非常に弱い数字であったことから、
早期利下げ期待および利下げ回数3回が織り込まれる形で株価は上昇、、、という解説がCNBCなどではされている。
個人的には同意しかねるが、とりあえず、そういうことらしい。
ヒートマップをみると、金利マージン低下を嫌気する金融セクターが総じて弱い。
いっぽうで、金利下落で恩恵を受けるはずの不動産や公益も弱い。
個人的に、このような状態を適切に解釈することはできない。
ちなみに、個人的に金利引き下げ3回の織り込みはし過ぎだと思う。
雇用統計は流れで見る必要がある。
なお、週足でみれば以下の通り
このチャートで弱気トレンド入りしています、と言ったらかなり無茶があるだろう。
かといって、強気で買っていく相場とも言えない。
市場は上下ともに方向を探りかねているようにみえる。
合算売買高は64.8億株
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