京都の舞妓は児童労働・人身売買ではないのか~夜の接客で新型コロナウイルス感染~
京都の舞妓が「お座敷遊び」で新型コロナウイルス感染
京都の舞妓ふたりが、新型コロナウイルスに感染していたそうです。
週刊新潮がスッパぬいています。
6月27日時点で判明していたことなのに、7月6日に新潮が問い質すまで組合内に通達を行い、ひっそりとコトを収めようとしていたようです。
その間、通常どおりの活動をしていたとのこと。
いやはや、酷いもんです。
ホストクラブやキャバクラが自粛を強いられるなか、なぜ京都の舞妓置屋・茶屋が特別扱いされるのかわかりません。
というか、舞妓、置屋、茶屋の制度はどう考えても特別扱いされすぎです。
特に未成年の、夜の接客において特別視されすぎじゃないかと思います。
今回の記事でも触れられていますが、舞妓は10代の少女がやっています。
さらには、雇用契約がありません。
住み込み代、衣装代、稽古代などを置屋が持ついっぽう、少女にはカネが払われません。
少女はそこで踊りや作法などの技術を得る。
少女たちが何を目的にしているのかは知りませんが、多くが金持ちや上級国民の正妻に落ち着くようです。
一部の方は二号などで我慢するようですが、まぁそこらへんは彼女たちの価値観なのでどうこう言うつもりはありません。
とりあえず
「少女たちがいい男を得るためのコストを置屋が負担するから、無賃労働、夜の接客が許される」
というタテマエで回っているように、自分には見えます。
これが児童労働にあたらない理由がわかりません。
京都の最年少舞妓は中学卒業後すぐの14歳
こちらの記事によると、京都の舞妓、最年少は卒業後すぐの14歳だそうです。
芸事という扱いから、子供でも活動できるというタテマエになっているとのこと。
しかし芸事と言いながら、やっている仕事は「夜の接客」です。
上記サイトによると8時起床、昼間は踊りの稽古、夜は酒の席で接客、就寝は夜中の2時…
かなりハードなスケジュールです。
こんなコトを14歳の少女がやっているとか胸熱ですね。
しかも夜の接客内容は、いわゆるお座敷遊びの他にもいろいろあるとのこと。
器の回し飲み、スナックでのカラオケなどもあると上記週刊新潮の記事では指摘しています。
最近は一見さん向けにお座敷遊びをさせたりするところもありますが、そうした表向きのプランと、「裏オプ」がわけられているということでしょうか。
とりあえず、そんなことを未成年相手に合法的にヤレてしまう舞妓・お茶屋・置屋の仕組みはホントすばらしいですね。
上級国民だけが享受できる、日本の古き良き伝統ってやつですね。
これがなぜ国連(国際労働機関)で議論されないのかもわかりませんが、外国人ウケもいいですし、彼らも少女の児童労働には賛成なのでしょう。
ただ、残念なことに、日本ではこれが一部の特権階級のためだけの制度となっています。
伝統があれば許されて、伝統がなければ許されないとか、極めて日本的です。
庶民が利用するキャバクラや風俗店はダメで、上級国民が利用する茶屋なら未成年との濃厚接触OKというダブスタ。
しかも少女には雇用契約なし、無賃労働。
どう考えてもおかしい。
夜の接客業における未成年労働は全面的に合法化されるべきです。
利権を一部の者達だけで吸える状態から、広く普く享受できる状況に持っていくべき。
これこそが聖域なき構造改革であり、中曽根首相以来の規制緩和路線のあるべき政策ではないでしょうか。
ダブスタは是正されるべきと考えます。
以上。