新型コロナ(Covid-19)の集団感染はスーパーマーケットで起こると思う~小児のマスク着用率の低さは致命的~

新型コロナ(Covid-19)の集団感染はスーパーマーケットで起こると思う~小児のマスク着用率の低さは致命的~

 

学校再開でスーパーマーケットが新型コロナのクラスターになる可能性は高まっているのではないか

自分は、じきにスーパーマーケットが新型コロナの集団感染元/クラスターになるとみています。

そう考える理由を書いていきます。

 

まず第一に、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校など教育機関が再開されています。

これにより、小児、児童が集団感染するリスクは非常に高まっていると自分は考えています。

 

アメリカ小児科学会などが2020年8月10日に発表した報告書によると以下のようになっています。

出典:children’s hospital assosciation

 

7月9日までの児童の感染者累計は200184人

8月6日までの児童の感染者累計は380174人

つまり、この1か月ほどで児童の感染者数がいっきに約1.9倍になっているということ。

 

しかも、全体の感染者に占める比率は9.1%にまで増加しています。

8月第1週に限ってみれば、全体の新規感染者のうちの約12.7%が児童の感染者となります。

非常に大きなウェイトになりつつあることが示されています。

 

日本では徹底的なPCR検査が行われていないため、発症しても軽微な影響に留まる児童への感染確認が遅れている可能性があるんじゃないかとみています。

この結果、学校内などでの感染拡大は見過ごされがちになっているんじゃないかとみています。

 

マスクをしない児童たちが新型コロナウイルスの媒介者に

スーパーへ買い出しに行くとわかりますが、子供を連れた親は時間帯によっては非常に多くなっています。

時間帯でいえば午後。

幼稚園児、保育園児のお迎え時間後などに多く、親の仕事の都合などもあって、送迎のついでに買い出しをしているんでしょう。

 

そして、そうやってスーパーに連れられてきた児童は、そのほとんどがマスクをしていません。

そして、場合によってはおしゃべりしたり、騒いだりもしています。

泣いている場合だってあります。

そんななかで買い物をしている妊婦もいます。老人もいます。恐ろしいことです。

 

子供は感染しても症状が軽微である可能性が多いと指摘されています。(なかには重体になる子もいるみたいですが。)

つまり、本人も、周囲の人々もまったく気づかないうちにウイルスを撒き散らしている可能性があります。

 

新型コロナで浮かび上がる夫婦共稼ぎ、核家族化の問題点

上記の問題の根底には、夫婦共稼ぎ、核家族化があると自分はみています。

夫婦共稼ぎだから、子供の送迎と買い出しを同じ時間にしなければならないのでしょう。(専業主婦/主夫ならば、子供のいない時間に買い出しをすることは可能なはず。)

また、核家族化が進んでいなければ、さらに家庭内労働の分担が行えたはずです。

妊娠中の女性が買い出しをする必要もないはずです。

 

感染症の蔓延などの有事に、子供の面倒をちゃんとみられない環境に陥るような社会システムは、持続可能な社会の実現という課題において問題だと思います。

まさにSDGsの本質がここにあると思います。

SDGsのために女性の社会進出を促すべきなどと言っている連中は、まったく本質を理解していない愚か者だと思います。

SDGsを推進するためには、むしろ、女性は家に入ってしっかり裏方としての仕事に徹するべきじゃないかと自分は考えます。

以上。