ソニー 2017年Q4決算は非常にネガティブ

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ソニー 2017年Q4決算

調整後営業利益で38.6%減益

非常にネガティブにみえます。

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とりあえず、公式サイトの決算資料から読み解きます。

 

2017年Q4セグメント別業績は以下です。

Xperiaなどのスマホ事業が含まれるモバイルコミュニケーション(MC)部門が赤字を膨らませています。この事業はずっと赤字なのですから、さっさと切り捨てるべきとの声が機関投資家から上がっています。当然でしょう。

また、最近の四半期までそこそこ好調だったホームエンタテインメント&サウンド部門が赤字に転落しています。昨年は大型有機ELディスプレイが好調でしたが、それに翳りがみえてきている可能性があります。

2017年上期の利益回復の主導役であった半導体事業も赤字転落です。これはスマホ販売急落によるCMOS需要の減少が響いていると思われます。市況はかなり悪化傾向です。たとえば鉱工業生産直近4か月を対前年比(%)で見ると

鉱工業生産2018年3月出荷

鉱工業生産2018年3月在庫

在庫が急増、出荷は急減しています。(3月の出荷はややマシですが)

これは、中国のAppleのiPhoneXの売れ行きが悪いことが原因・・・と言われてきましたが、実際にはiPhone以外のスマホも販売が急減しているようです。

2018年第1四半期 中国スマホ販売台数 21%急減

 

ゲーム&ネットワークサービス(G&NS)部門は利益が減少しています。主に為替の変動によるものですが、高い成長を期待されていましたので嫌気される可能性が高いです。

音楽事業はストリーミング市場の定着化により、安定して成長しています。

ミラーレス一眼が好調なイメージング・プロダクツ&ソリューション部門ですが、個人的な見通しとしては暗いです。じきに暗転するのではないかとみています。

その他や金融などはよくわかりません。一時的要因が重なっていますので評価保留でみています。

 

総じて言えることは、

伸びるべきところが思ったほど伸びず、落ち込むべきところはまだ落ち切っていない・・・

そんな決算にみえます。ネガティブな内容です。


今期見通しについてみていきましょう。

減収減益決算を見通しているようです。

 

 

セグメントごとに見てみます。

パッとみただけですが、非常にあまい見通しのところと、渋い見通しのところが混在しているように思います。

まず半導体とXperia(MC部門)はここまで好調に推移するのか謎です。

2017年は好景気でしたが、スマホ販売が落ち込みました。過去、好景気で販売減になったことはありません。もし仮に不景気に入ってきたら、さらに大きくおちこむはずです。今年は特に注意が必要です。

同様の理由から、有機ELテレビ、ミラーレス一眼なども微妙です。Q4が軟調だったのに、来期以降にこれだけの利益が出せるのか不明です。

 

ゲーム、音楽などはもう少し高い成長を予想しています。プレイステーション4(PS4)はハード売上が減るとの見通しでしょうが、ネットワークを利用したソフト販売はもう少し強気にみて良いと思います。会社側の売上対前年比減見通しは弱気すぎる気がします。

映画は水物なのでわかりません。

金融、その他もよくわかりません。一時的要因で振れますので。

 

 

とりあえず総じて言えることは、ネガティブです。

 

いちおうチャート張っておきます

 

大きく開けた窓が気になります。

5000割れ~4600あたりを見に行きそうに思います。(ADRは4950近辺です)

 

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なお、上記はあくまでも中卒くん個人の見通しであり、特定の投資スタンスをお勧めするものではありません。投資にあたっては自己判断、自己責任でお願いいたします。