備忘録がわりにニュース記事をまとめます。
独断で掻い摘んで纏めます。
この記事は日中随時更新します。
14時01分
中国、すでに米国産大豆の購入を実質停止-ブンゲCEO
個人的見解:取引の最中にいきなり関税が課されても困るので、民間企業としては南米から調達する方が安全という判断だと思います。政治的な要因というより、あくまでも経済合理性の問題だと思います。
Businesses Are Buying More Renewable Power Than Ever Before
再生可能エネルギーを調達する企業が増えている、風力や太陽光などは安定供給が可能で長い目でみれば安くつく、という記事。
個人的見解:いわゆるRE100(Renewable Energy 100%)の流れ。日本企業のCSR担当者などでもこれに積極的に取り組む例が増えてきています。再エネの枠だけを売買すればいいので、使い勝手が良くなっているという理由もあります。これにより、既存の太陽光・風力発電事業者は社債や融資で資金調達する必要がなくなり、発電枠を高く売却して再投資を繰り返す道が生まれています。再エネ事業者の利益成長率が過去5年に比べて高まる可能性があります。
Commonwealth Bank admits to losing records for 20m accounts
豪コモンウェルス銀、顧客情報の入ったテープを廃棄した可能性について認める。ちなみに豪州の銀行セクターは昨年から、粉飾、住宅ローンの不正提供、不正な取り立てなど不祥事が相次いでいます。マネーロンダリングでも揺れています。今回のニュースはその一環です。
ベトナム、港湾能力倍増 北部に大型港13日開業
総工費1400億円近くを投入したラックフェン港が開港します。これによりタイからラオスを経由してベトナムに向かう東西経済回廊がフルに利用可能となり、タイのレムチャバン港とともにASEAN地域の経済けん引役として期待されることになります。
自動OC機能で大幅ブーストした第2世代誕生。Ryzen セカンドインパクト
AMDから第2世代のRyzenが登場。12nmプロセスルール採用により同周波数なら11%の消費電力減、同電力なら16%の性能向上が可能とのこと。Intelキラーとして登場したRyzen、安くて速い、がウケて大ヒットになりました。今回さらに速く、そして低電力になっているようです。GPU機能は搭載されていないようですので、グラボは別に用意するコアゲーマーなどをターゲットにしている模様。パソコン市場のちょっとした話題提供になっています。
21時45分
Euro zone inflation unexpectedly slips in April
4月ユーロ圏消費者物価指数速報値 前年比プラス1.2% (食品エネルギー除く 前年比プラス1.1%)
3月ユーロ圏生産者物価指数 前年比プラス2.1% 前月比プラス0.1%
個人的見解:インフレ率低下。サービス価格が1.0%止まり。コア指数も三月の1.3%上昇から急低下。生産者物価指数はエネルギー価格上昇の影響大。
Russian manufacturing expands as new orders rise
ロシア4月の製造業PMIは51.3、前月50.6から上昇。需要好調、雇用伸びる。米国による経済制裁とルーブル高の影響が足を引っ張るかたち。
Kraft Heinz’s Profit Rises Despite Sales Decline
米食品大手クラフトハインツのQ1決算、売上0.3%減。EPSは11.1%増の0.81ドル、一時項目を除くベースのEPS0.89ドル。税制改革の好影響を受ける。米国の加工食品売上数量減少を価格上昇でカバーした決算。
韓国人の8割近くが北朝鮮の金正恩委員長を信頼-世論調査
個人的見解:恐ろしく馬鹿なんだと思う。
バフェット氏出資の中国BYD、投資家逃げ出す-時価総額約1兆円減
個人的見解:しょせんは補助金ビジネスです。今年初めころまでは「補助金が削減されれば技術的優位性を持つ大手に有利」などと証券会社お抱えアナリストたちが煽ってましたが、実際には全部共倒れしそうです。証券会社のアナリストのいうことは眉に唾をつけて聞いた方がよいのです。
ヤム・ブランズ株、2015年以来の大幅安-既存店売上高が予想下回る
ケンタッキーやピザハットの親会社ヤムブランズの1Q決算は予想を下回る。価格競争が激化している、とのこと。
Xiaomi Files in Hong Kong for World’s Biggest IPO Since 2014
中国のスマホ大手シャオミ(小米/Xiaomi)が香港市場に上場するそうです。250億ドル規模のIPOとなりそうです。
個人的見解:まったく魅力的に感じません・・・
中国・シンガポール、AIで連携 人材・データを相互補完
南洋工科大(NTU)とアリババ集団がAIで連携するそうです。
個人的見解:自分はこの分野は詳しくないのでよくわかっていませんが、記事によると人工知能研究の論文引用数(2012~2016)でみると、近年、中国の影響力が増しているそうです(詳細は日経新聞2018年5月3日朝刊 上記タイトル記事にて参照)。シンガポールNTUはAI研究で二位に位置するとのことで、ここと中国が組むというのは、アメリカにとっては非常に都合が悪いのではないかと感じます。