2018年6月25日 米国市況概況

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昨晩のNY市場は半導体、情報通信セクターを中心に大幅安。

米中の通商摩擦激化が欧州にまで飛び火してドイツ株など大幅安。世界的な景気悪化リスクが懸念されシクリカルセクターが幅広く売られる展開となった。

この日一番売られたのは半導体セクター。フィラデルフィア半導体株指数は3.13%安。CEO辞任で経営の混乱が意識されたインテルINTCが3.41%安。中国への販売禁止措置がちらつく半導体製造装置のアプライドマテリアルズAMAT、ラムリサーチLRCX、KLAテンコールKLACなどが2%超の下げ。自動運転分野の半導体販売が禁止されるのでは?との思惑が流れてエヌビディアNVDAが4.71%安。需給のゆるみが意識されるメモリ大手マイクロンテクノロジーズMUが6.90%安。モバイル用半導体大手のブロードコムAVGOが2.81%などとなった。

ここもと景気の影響を受けずに業績拡大していける、との思惑から買われてきたFAANGなど情報通信セクターも大幅安。換金売りしやすいポイントにあったとみえ、アルファベットGOOGL、フェイスブックFB、マイクロソフトMSFT、アマゾンAMZNなどが2%超の下げ。ネットフリックスNFLXなどは6%を超える下げとなった。

情報通信と同様の買われ方をしやすいビザV、マスターカードMA、ペイパルPYPLなど決済プラットフォーム大手は3%を超す下落。通販商品の輸送などで伸びている運輸大手UPS,フェデックスFDXは3%を超す下落。

個人消費とりわけレジャー需要などの落ち込みが意識され、クルーズ大手のカーニバルコーポレーションCCLが7.86%、ロイヤルカリビアンRCLが5.52%の下落。航空のデルタエアDAL、アメリカンエアラインAAL、ユナイテッドコンチネンタルUALなどが2%を超える下げ。

原油価格は軟調に推移しエネルギー関連はほぼ全銘柄が下落。特に独立系には下げるものが多く、アナダルコペトロリアムAPC、デヴォンエナジーDVN、アパッチコーポレーションAPA、ヘス・コーポレーションHES、ノーブルエナジーNBL、マラソンオイルMRO、ニューフィールドエクスプロレーションNFX、サウスイースタンエナジーSWN、精製のマラソンペトロリアムMPCが3%を超す下落。

債券は若干のブルフラットニングだが、株式相場の動きほどの動きはなし。金融株は総じて下落しているが、市場を主導するような下げにはなっていない。

公益、ノンシクリカル消費財、ディスカウント小売などには高いものが多かったのもこの日の特徴。公益は全体的に強く、エクセルエナジーXEL、ファーストエナジーFE、スキャナコーポSCGなどが3%前後の上昇。ノンシクリカル消費財は、クラフトハインツによる買収検討と伝えられたキャンベルスープが10%近い大幅高。ゼネラルミルズGIS、JMスマッカーSJM、ケロッグKなど大幅高。生活必需品のキンバリークラークKMBやクロロックスCLXも高い。ディスカウントストアもやや強く、ウォルマートWMTが2%近く上昇したほか、ターゲットTGT、コストコCOSTなども若干上昇した。

 

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とりあえず、買い疲れのある銘柄から、よく調整した銘柄へのシフトが起きている。総悲観というわけではないので、個別に狙っていい銘柄はある。そんな相場だと思いマウス。