備忘録がわりにニュース記事をまとめます。
独断で掻い摘んで纏めます。
この記事は日中随時更新します。
財新の中国製造業PMI、8月は50.6に低下 14か月ぶり低水準
人員削減のペース加速。新規輸出受注も大幅低下。
個人的見解:弱い。政府系PMIとの違いは、操作の有無か、それとも調査対象の違いか。
インドネシアの8月消費者物価上昇率3.2%
Indonesia: Inflation remains subdued in August
インドネシアの8月CPI上昇率3.2% 前月3.18%からやや加速
中銀の目標レンジ内には留まる。
インドの製造業PMI 前月から低下
India manufacturing PMI eases in August on softer domestic demand
インドの8月PMIは51.7 前月52.3から低下
GDPの伸びは高かったものの、PMIは鈍化傾向を示す。
輸出受注は伸びたものの内需が不振か。
ベダンタ・リソーシズ、会長が株式を買収して非公開化へ
Anil Agarwal to take Vedanta Resources private on Oct 1
英印資源大手ベダンタ・リソーシズは、アニル・アガルワル会長が同社株式を買収して10月1日付で非公開化するとのこと。
個人的見解:アガルワル会長が20%のステークを所有するアングロ・アメリカンとの統合をみすえたものである可能性あり。もう一つは、相次ぐ問題発覚で上場を維持することが耐えられなくなっている可能性もあり。インドのベダンタ工場では、地下水汚染やら警察官による周辺住民の殺害やら色々起きていますので。
スルガ銀、創業家企業に500億円融資 金融庁が問題視
スルガ銀が創業家のハコ企業に500億円融資。しかもその中には財務状況が悪化したりなど経営状態があかん企業も混じっているとのこと。
個人的見解:これが事実なら背任の疑いがある。立派な刑事事件。とともに、実質的に創業家がスルガ銀株を支配するためにハコ企業を維持していたのなら、有価証券報告書の記載に偽りがある可能性が出てくる。上場廃止も意識した展開になるか。
アルゼンチン、財政再建策を発表 輸出税の増税など
一時的に農産品などの輸出税を上げるとの方針。国内でインフレ率が高まらないようにする目的と、財政再建への財源確保が目的。同国の政策金利は現在60%。
米、パキスタンに圧力 連合支援基金CSF330億円停止 アフガン和平進まず
アメリカがパキスタンに供給している連合支援基金CSFをとりやめするとのこと。
個人的見解:これは愚か。トランプ大統領はアフガンが地球儀のどこにあるかわかってないんじゃなかろうか。
間違いなく中国がプレゼンスを高めることになる。と同時に、中国はイランとの連携を強化することが可能になる。パキスタンとアフガンをアメリカ側がキープし続けられるか否かは、30年~50年後の未来を左右するはず。
中国がアフリカに6.6兆円支援
個人的見解:いままでアフリカを支援して上手くいった国はない。よほど強面に取り立てしない限り貸した金がかえってこないのがアフリカ。中国はインフラや資源の権益を差し押さえればいいと思っているのだろうが、そうなれば経済的に苦境に立たされた現地の人々と緊張が高まるはず。軍事的衝突もありうる。20年先にはそんな未来になっていそう。そのとき活躍するのは自動化された監視システムと兵器か。