昨晩水曜日のNY市場はダウ、ナスダックS&P500、ラッセル2000そろって上昇。
ここもとの動きとことなり、この日はようやく小型株指数であるラッセル2000が上昇する動きになった。
この日はISM非製造業景況指数が過去最高水準に肉薄するほどの高さとなり、長期金利が急上昇(債券が売られた)。
これを受けて金融株が総じて買われる動きとなった。
JPモルガンJPM、バンカメBACなど銀行が買われたほか
地方銀行のUSバンコープUSB、キーコープKEYなども上昇
生命保険のメットライフMET、プルデンシャルPRU、
投資銀行のモルガンスタンレーMS、ゴールドマンサックスGS、チャールズシュワブSCHWなども上昇
逆に、金利上昇を嫌気して公益株、不動産株が安く
生活必需品株もプロクター&ギャンブルPG、コルゲートパルモリブCLなどが売られた
この日発表された統計では原油在庫の急増となったが、中間留分やガソリンは在庫低下。
これを受けて精製企業が総じて買われ、
フィリップス66PSX、ヴァレロVLO、マラソンペトロリアムMPCなど総じて3%台の上昇。
情報技術は高安まちまち。
フェイスブックFBとツイッターTWTRがひさびさの上昇
けん引役のアマゾンAMZNは下落もアップルAAPLは上昇
金利上昇が速すぎて終盤にかけて急激に値を消す展開。
ここからは金利水準をにらみながらの展開になるか。