2018年11月8日 米国株式市況概況

 

 

 

S&P500

 

10年債利回り

 

 

WTI原油

 

前営業日は→2018年11月7日 米国株式市況概況


 

昨晩のNY市場はマチマチの展開

ダウはほぼ横ばいだが、S&P500、ナスダック、ラッセル2000は揃って下落した。

セクターべつにみると、原油価格の下落傾向継続でエネルギーセクターの銘柄が安く、特に独立系石油会社のコノコフィリップスCOP、EOGリソーシズ、アパッチコーポレーションAPAなど総じて安い。

EIAの統計を嫌気して精製企業も下落しており、このセクターは全面安症状。

住宅大手の決算が悪化したことから、DRホートンDHI、レナーLEN、プルートPHMなど揃って下落。

さえないゲーム販売を嫌気してアクティビジョンATVIが売られ、

アナリスト格下げでエヌビディアNVDAも安い。

Appleとの紛争が長引くクアルコムACOMは8%超の下げで直近安値更新。

FOMC会合は住宅市場への言及がなく、利上げ姿勢継続への地ならしに徹した無難なもの。

12月には利上げへ。

 

合算出来高は72.3億株

前日の大幅上昇のあとの一休みといった感。

弱気に傾く理由をみつけられず、かといって買い上がりたくない人が多い、そんな相場か。