【統計】中国2018年10月不動産投資統計
中国の2018年10月不動産投資統計
ここもと、徐々に徐々に減速感が出ている。
しかし、固定資産投資や小売売上、鉱工業生産指数などと比較すればまだまだ堅調な水準。
ただし・・・先行きは暗いんじゃないか。
こちらはデベロッパーによる土地購入を示している。
年始にデレバレッジの影響で押し下げられていた土地購入だが、その後の金融緩和スタンスへの影響から、ずいぶんと回復してきたことがわかる。
販売面積でみると、住宅販売は2.8%増、オフィスビルは10.5%減、商業ビルは12.5%減、トータルで2.2%増。
金額でみると12.5%増
デベロッパーの資金調達は7.7%増
資金繰りは悪くない。
トータルの景況感は若干低下。
にしても、かなり高い水準。
とりあえず、表も載せておきます。
ちなみに、中国は家計債務比率がどんどん高まっています。
住宅ローンの支払いのために消費が圧迫されています。
これらからすると、いまの不動産業の立ち位置は、かなり維持不可能じゃないかと思います。
なお、8月の不動産投資統計は→中国2018年8月不動産投資統計
以上。