S&P500
米10年債利回り
WTI原油
全営業日は→2018年12月3日 米国株式市況概況
昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って3%を超える大幅下落。
ラッセル2000に至っては4.4%下落した。
この日のおもな悪材料は以下
- 中期ゾーンの債券と短期債との利回りが逆転
- 米中交渉の担当が強硬派のライトハイザーに
- NY連銀ウイリアムズ総裁の利上げ継続ととらえられる発言
- トールブラザーズTOLの受注が四年ぶりに前年割れで住宅市況の悪化を意識
とくに1はプログラム売買の引き金を引いたとみられ、後場の急落に繋がった。
金融株はこれを特に嫌気し、ほぼ全面安。
いっぽうで公益セクターはややしっかりした動き。
2も米中通商摩擦の解決は程遠いとの印象をもたせ、前日に交渉進展を期待して上昇していた資本財系統の銘柄が大きく下落
キャタピラーCATやディーアDEなどの下落につながった。
3は「段階的な利上げは理屈が通っている」というもので、タカ派スタンスと捉えられた。
4はあまり注目されていなかったかもしれないが、一部には嫌気する意見もあり。
合算出来高は90億株