2018年12月10日 米国株式市況概況

 

S&P500

米10年債利回り

WTI原油

前営業日は→2018年12月7日 米国株式市況概況


昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500が上昇した一方、小型株指数ラッセル2000は下落。

ダウ、ナスダック、S&P500も上昇はしたが、非常に荒っぽい動き。

各指数とも寄り付きから大幅安の展開。

ブレグジットの先行き、ファーウェイ問題の深刻化、さらにはアップルのiPhoneが中国で販売禁止になったなどを受けてリスク回避姿勢が強まり

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昼頃まで下落したが、その後は買い戻し優勢となって結局高値引け。

直近安値を割っておりトレンドとしては弱いが、下げているのは原油関連のエネルギーセクターとイールドカーブのフラットニング化を受けた金融セクターが中心。

シクリカル業種の典型例である半導体株は日中を通してややしっかりめに推移しており、相場の地合い的には結構かたい印象を受ける。

合算出来高は84億株

荒っぽい値動きのわりに出来高が少ない。

積極的に売りをかます向きは少なく、午後にかけてはするすると戻したかたち。